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2023年4月30日に国立代々木競技場第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』でのフェザー級・斎藤裕(パラエストラ小岩)戦に向け、平本蓮(剛毅會)が1日、中原由貴(マッハ道場)との合同練習の模様を公開した。
「究極の助っ人合流 やる事は一つ 絶対に勝つ」とSNSに記した平本は、大塚隆史率いるT-GRIPで出稽古する同じフェザー級の中原を「究極の助っ人」と紹介している。
究極の助っ人合流🤝
— 平本蓮 REN HIRAMOTO(24) (@REN_MMA) February 28, 2023
やる事は一つ
絶対に勝つ🏁 pic.twitter.com/xWWW8EzLgE
ONE Championship2連勝後、2022年7月からRIZINに参戦した中原は、関鉄矢、原口央に勝利し、MMA4連勝に。大晦日の鈴木千裕戦では、サウスポー構えから左の打撃を当てて優勢に立つも、接近戦に持ち込んだ鈴木の回転力に逆転KO負けを喫している。
もともと平本と中原は接点があった。中原はマッハ道場でキャリア初期から大塚の指導を受けており、T-GRIPでの剛毅會での練習に参加した平本は、そこで大塚ともにレスリングの練習をする中原、松嶋こよみらと繋がっている。
ONEでエミリオ・ウルティアやルスラン・エミベックを打撃で下し、柔道ベースで組みも強くレスリングにも取り組むウェルラウンダーの中原は、トータルファイターである斎藤裕との試合に向かう平本にとって、心強い援軍であることは間違いないだろう。
鈴木博昭に判定勝ちし、ケージで行われた弥益ドミネーター聡志戦で覚醒した平本は、今回もケージで行われる代々木大会で、「斎藤戦は負ける気がしない。テイクダウンを切り、どんなタイミングでも常に殺せる状態の打撃を当てていく」と、勝利に自信を見せている。
「総合格闘技をやったら俺より強い日本人はたくさん居るかもしれないけど、異種格闘技をやったら俺の空手は誰にも負けない」──剛毅會空手の軸が出来たことで、取捨選択がなされ、弱点であった組みもテイクダウンデイフェンス、そして倒されてもケージレスリングの立ち上がりの精度が上がって行く。
足の怪我も完治した平本は、4月30日の試合でどんな進化した姿を見せるか。
蓮の花は泥の中で綺麗な花を咲かせる pic.twitter.com/kZ9y0wSlkd
— 平本蓮 REN HIRAMOTO(24) (@REN_MMA) March 7, 2023
3月3日(金)12時からの会見では、対戦相手の斎藤裕、同じフェザー級で同大会で対戦する朝倉未来と牛久絢太郎らとともに平本も登壇する予定だ。