RWSがInstagramに掲載した吉成名高の画像。タイ側が本気で名高の連勝を止めに来そうだ(C)RWS
2023年2月25日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)』にて、吉成名高(=名高・エイワスポーツジム)が鮮烈なRWSデビューを果たした。
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名高は前オムノーイスタジアム・スーパーフライ級王者のパタックシン・シンヴィームエタイ(タイ)と112ポンド契約(スーパーフライ級)3分3Rで対戦。1Rからスピードと攻防優れたテクニックでパタックシンを圧倒し、3Rに左ハイキックでKO。パタックシンは失神し、担架で運ばれた。
RWSのInstagramには名高に関する投稿が6つも掲載され、「名高・エイワスポーツジムがRWS史上最高のデビューを果たした」「世界に響くヘッドキック! 名高がタイのベテラン、パタックシンを3Rで仕留めた」「MOMENT OF THE NIGHTは間違いなく、名高の究極のヘッドキックで、鉄のアゴ・パタックシンが完全にノックアウトされた」など、名高のハイキックを絶賛。
さらには勝利の雄叫びをあげる名高と共に「WHO'S NEXT」と書かれた画像を掲載し、「名高・エイワスポーツジムの20連勝を止めるのは誰だ!」「次回のRWSで名高は誰と戦えばいいのか?」と煽った。
これにより、RWSが名高の継続参戦を希望しているのは確実。今回の勝利でタイ側も警戒し、強豪を用意してくるだろう。RWSのメイン企画であるワールドリーグ戦出場の可能性もあり、名高が本格的に世界進出を果たすかもしれない。
名高は「タイにはまだ強豪選手がたくさんいると思うのでもっと成長して世界的なムエタイ選手になれるように頑張ります!」と、自身のSNSに意気込みを綴っている。