皇治に言いたい放題、話しているうちにエキサイトしてくる芦澤(C)芦澤竜誠
2023年4月1日(土)『RIZIN.41』丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)大会の追加対戦カード発表記者会見が2月16日、都内にて行われた。
会見には、前回欠席した芦澤竜誠(Battle-Box)も出席し、改めて皇治(TEAM ONE)とのRIZINキックボクシングルール61.0kg契約3分3Rでの対戦が発表されたが、両者は舌戦を展開して罵詈雑言が飛び交い、芦澤が皇治に飛び蹴りを見舞うなど大混乱に陥った。
会見翌日の17日、芦澤は自身のYouTubeチャンネルを更新し、記者会見前に撮ったという動画を公開。その内容は皇治に言いたい放題だった。
「アイツ、俺が韓国行ってる間に記者会見でデタラメなことばかり言いやがって。アイツ、マジ嘘つき野郎だぞ。で、何が嘘をついているってことは次の記者会見で面と向かってみんなの前であいつのメッキ剥してやるから、みんな見てて欲しい」と言いつつ、その場で記者会見で言っていたルールのことに言及。
「そもそも、韓国に行ってて俺がいない時点で記者会見なんかやってもしょうがないじゃないですか。ただアイツ、また目立ちたいからかなんか知らんすけど、筋が通ってないんですよ、アイツって、本当に。1個言うけど、アイツが俺に喧嘩売っといてルールも合わせられんとゴチャゴチャ抜かすなナマズみたいなこと言ってたけど、お前、俺が何ルールって言われてきたか分かる? 俺が何ルールってRIZINから聞かされたかって言うとRIZINからボクシングルールでやってくれって言われてるからな。ボクシングルールで誰がてめぇとやるんだよって。誰も見たくねえだろうって」と、ボクシングルールと言われたことに怒り心頭の様子(会見後、榊原信行RIZIN CEOはRIZINから提案した、と明かしている)。
芦澤は話しているうちにどんどんヒートアップしていき、「お前ボクシングルールで俺とやろうとしていたくせに何をあそこで言ってるのって。誰が見たいの? 誰がお前ルールも合わせられんとって、ボクシングルールに合わすわけがねぇだろって。だったらお前、やんなよって。怪我してんだったら大晦日もリングの上に上がって来んなよって。俺はRIZIN側に言ったからな。俺はナマズ音頭歌って芦澤竜誠RIZIN参戦しますだけでブチ上がると思うんで、皇治なんかリングに上げないでいいですよって。アイツはおまけじゃないですかって。アイツがリングに上がらなくてもそれだけでインパクトあると思うので、皇治なんかいらないっすよって言ってたのにも関わらず、アイツなんか二日酔いで出てくれって言われたからって言っていたけれど、アイツが目立ちたくて出てきただけだからな」と、大晦日のリングには皇治が登場する予定はなかったという。
「アイツが無理やり上がって来て、お喋りが上手とか言ってて俺に全部頼って。ルールもあやふやにしてかかってこいって。お前ね、BreakingDownだからってそれ。BreakingDownとか今の格闘技の流行らせ方とか、お前のNARIAGARIとかでやってるやり方をプロのリングでしてくんじゃねぇよって。俺みたいな本物にしてくんなよ。てめぇニセもんでやっとけよって。お喋りで俺に勝てないんだったら、そもそも喋ってくんなよ。カッコ悪い、アイツ。ダセェ。リングで終わらす」と、皇治は“ニセモノ”だとして今回の試合で終わらせると宣告。
その後も「弱虫野郎」「俺はぶちのめす。アイツのこと本当に嫌いだから」と言いたい放題の芦澤は「どんな手使っても勝つぞ。殺し合い、やり合いだからな。怪我してるてめぇの弱点あんだったらそこ狙ってやるからな。おい、覚悟しとけよ、この野郎。お前、泣かしてやるからな、リングの上で。分かってるか? 大阪で恥かかせてやるからな」と、皇治が怪我をしている箇所を狙うと公言し、皇治の地元・大阪で恥をかかすと言い放った。