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【DEEP JEWELS】“裏メイン”万智「一本かKOで絶対に勝つ。一番面白い試合になる」×HIME「殴って殴って、殴りまくって」=両者計量パス

2023/02/17 18:02
【DEEP JEWELS】“裏メイン”万智「一本かKOで絶対に勝つ。一番面白い試合になる」×HIME「殴って殴って、殴りまくって」=両者計量パス

(C)ゴング格闘技/DEEP JEWELS

 2023年2月18日(土)に新宿 FACE で開催される『skyticket PresentsDEEP JEWELS 40』の前日計量が17日13時から行われ、メインの中井りんvs.栗山葵に次ぐ、“裏メイン”の呼び声高いカードが第8試合に組まれ、両選手が計量をパスした。

▼第8試合 DEEP JEWELS ストロー級 5分2R
HIME(毛利道場)52.15kg
万智(スポーツジム 67's)52.45kg

 公開計量では、万智のみが登場し、先に52.45kgで計量。ストロー級リミットの52.2kgから王座戦以外に許容されているプラス0.5kg=52.7kgから250gアンダーでパスした。

 壇上で万智は、「今回、プロ2戦目ですが、とても強いHIME選手と対戦できることをすごく嬉しく思っています。ただ明日は一本かKOして絶対に勝ちます。一番面白い試合になると思うので楽しみにしていてください」とコメント。フィニッシュを予告した。

 柔道ベースの万智は、アマチュアで須恵樹季にスプリット判定勝ち、角田光優をリアネイキドチョークで極めるも、2022年9月に同じく柔道出身の齊藤百湖(EXFIGHT)の打撃に判定負け。しかし、2022年11月の前戦でプロルールデビューし、いきなり実力者ARAMIに判定勝ちしている。

 柔道からRIZINを見てMMAにハマったという福田は現在、地元・栃木で梅田恒介氏の指導を仰ぎ、週3回、首都圏への出稽古を敢行。パラエストラ松戸やパンクラスイズム横浜、マスタージャパン、IGLOO、東中野トイカツ・グラップリングなどに出稽古を繰り返しており、「伊澤星花の再来」と期待されている。

 一方の山口県県周南市の毛利道場所属のHIMEは、所用により公開計量には間に合わなかったものの、その後、計量し、52.15kgと+500g規定を使わずともリミットから50gアンダーで計量をパスしている。王座戦を見据えての調整か。

 HIMEはバスケットボール選手として実業団の日立笠戸女子に所属し、ポイントガードとして活躍した。MMA転向後は、2021年3月のプロデビュー戦でケイト・ロータスに判定勝利。6月大会で、藤田大和の姉・藤田翔子にも判定勝ちで2連勝。

 12月の3戦目で元DEEP JEWELSストロー級暫定王者・本野美樹に敗れ初黒星を喫したが、2022年3月大会でDEEP女子ミクロ級&DEEP JEWELSアトム級二冠王の大島沙緒里から番狂わせの判定3-0勝利をもぎ取った。2022年9月の前戦では、桐生祐子に1R 37秒でTKO勝ちで再び2連勝をマークしている。

 DEEP、RIZIN、BLACK COMBATでも4連勝中の大島が敗れたのはキャリア2戦目の黒部三奈戦、そしてパク・シウとHIMEのみ。日本女子軽量級トップの打撃力が、HIMEを特別な選手たらしめている。今回の試合に向け、SNSでは「殴って殴って、殴りまくって」と撲殺を宣言している。

 出入りの速い打撃で大島や桐生にいい組み手をさせず、組み技でも強い腰を見せて勝利しているHIMEに対し、万智は右利きサウスポー構えから前手、前足の打撃、踏み込みから強い組みとボディロックからの投げで組み伏せるグラップラー。

 HIMEが組みを切って打撃を当てるか、万智が組んでドミネートするか。注目のセミファイナルマッチだ。

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