7カ月間を経て再起することを決めた萩原。難敵アグォンを相手にどう変わった姿を見せられるか
2023年4月1日(土)『RIZIN.41』丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)大会の追加対戦カード発表記者会見が2月16日、都内にて行われた。
フェザー級(66.0kg)5分3Rで、萩原京平(SMOKER GYM)vs.カイル・アグォン(グアム/SPIKE22)が決定。
萩原は2022年の3試合で3連敗。弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕にいずれも一本負けを喫し、ブラジルのピットブルブラザーズに出稽古を敢行した。
アグォンは2022年4月に芦田崇宏に判定勝ちも7月に山本空良にダウンを奪われての判定負けからの再起戦となる。
会見ではまずアグォンからの「日本のファンの皆さんお元気ですか? 今回、またRIZINのリングで試合ができることを嬉しく思っています。対戦相手の萩原選手は実にアグレッシブなファイターで、おまけにMMAのポテンシャルも非常に高い選手と認識しています。日本でも大変人気のある選手です。彼の存在は当然知っています。ただ残念ながら今回、彼は最大のミスを犯しました。それは対戦相手に私を選んでしまったことです。おそらく4月1日の夜、彼とチームは今回の選択を後悔するでしょう。この日は全ての面で私は彼を残酷なまでに圧倒することになります。私は今怒っています。カイル・アグオンのダークサイドをお見せします」とのメッセージが読み上げられた。
これを聞いた萩原は「何で怒ってるのかは分からないんですけれど、こっちは返り討ちにするだけなので。久しぶりの復帰戦で強い選手とやれて凄い楽しみです。アイツは絶対に負けるやろと思っている人が大半だと思いますけれど、そういうヤツらはもう黙って見てろって感じなので」と、不敵な笑みを浮かべて中指を立てた。
約7カ月ぶりの復帰で納得できる状態になったから試合を決めたのかと聞かれた萩原は、「納得できる状態が作れたから試合をしたいと思っているし、前回試合に負けてからは自分の打撃を活かす練習をしてきました」と、新たな自分に期待が持てている様子。
クレベル・コイケを筆頭に活発化するフェザー級戦線については「去年はフェザー級の選手の活躍や動きは正直悔しく見ていましたね」とだけ答えた。
以前よりも口数が少なくなった印象の萩原。全ては試合で見せるとの決意の表れなのか。芦田崇宏や中島太一に勝利し、ISAOとは1勝1敗で14勝11敗のレコードを持つアグォンを相手にその進化を見せる事が出来るか。
なお、今大会で行われるキックボクシングの試合に関して、三輪憂斗(真正会 大前道場所属)vs.赤平大治(VERTEX)と麻太郎(健心塾)vs.櫻井芯(team Fist)はオープニングファイト、進撃の祐基(亀岡キックボクシングジム)vs.木村“ケルベロス”颯太(NJKF心将塾)と駿(Reborn Kickboxing Gym)vs.元氣(楠誠会館)は本戦で行われることも発表された。