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2019年7月7日(日)大阪・堺市産業振興センターにて『GLADIATOR 010 in OSAKA × 1MC』が開催された。
メインイベントでは、初代GRANDウェルター級王者ルクク・ダリと元UFCファイター ウィル・チョープが対戦。5月のラウェイではダリが4R TKO勝ちを収めており、舞台をMMAに移し、チョープがリベンジを狙った。
試合は1Rにダリの左フックをかいくぐったチョープがスタンドのままバックに乗り、リアネイキドチョークを極めて一本勝ち。ノンタイトル戦ながらGRAND王者に勝利したチョープは「GRANDベルトをかけて3回目をやろう」と、マイクで語った。
そのほか、セミファイナルでは一慶が韓国のパク・イクスンに判定勝利。ライト級王座決定戦ではキ・ウォンビンがヴィトー・トファネリに判定勝利でライト級新王者に輝いた。
バンタム級挑戦者トーナメント1回戦の、竹本啓哉vs上嶋佑紀と、平澤宏樹vs神田T-800周は、寝技の攻防で粘りを見せた竹本と、積極的な打撃の平澤を相手にフィジカルの強さと経験の差を見せつけた神田が共にフィニッシュには至らずも判定勝利、次戦へと駒を進めた。
また、注目の17歳プロシューターにして初代WORDOGフライ級王者の大翔は、韓国ROADFCのコ・ドンヒョクに判定勝利を収めている。
▼第11試合 メインイベント ウェルター級5分2R
×ルクク・ダリ(TRI.H studio/初代GRANDウェルター級王者/コンゴ) 76.1kg
[1R 3分21秒 リアネイキドチョーク]
○ウィル・チョープ(フリー/USA) 77.05kg
5月のラウェイではルクク・ダリが勝利。チョープにとってはMMAでのリベンジを狙う。
試合は大振りの左フックを見舞うダリに対してチョープが組み合いからボディにヒザを入れる。チョープが再び組みに行くが素早く離れるダリ。ここで左フックを振るったダリだが、チョープにダックアンダーでかわされバックを取られてしまう。
スタンドのままバックに乗ったチョープは胴に足を巻き、四の字フックの態勢になり、リアネイキドチョークを極めると、ダリがケージにもたれかかるようにしてタップ。
勝利者インタビューでチョープは、「最初は負けて今回は勝った。GRANDベルトをかけて3回目をやろう」と笑顔で語った。
▼第10試合 セミファイナル ミドル級 5分2R
○一慶(フリー) 83.5kg
[判定3-0]
×パク・イクスン(TEAM HON/韓国ROADFC) 82.6kg
一慶vsパク・イクスンの一戦は互いにローキックなど蹴りの応酬から。だが距離がありなかなか届かない。パクが右を振りながら一慶をケージ際に押し込むが一慶は体を入れ替え、ボディロック。小外掛けでテイクダウンを奪う。足関節を仕掛けるパク、細かなパウンドで応戦する一慶。
2R 打撃の攻防から組み合いへ。一慶は再び小外刈りでテイクダウン。パクはヒザ十字からアンクルを狙うが一慶がしっかりと足を組んで防御しタイムアップ。判定3-0で一慶が勝利した。
▼第9試合 GLADIATORライト級王者決定戦
○キ・ウォンビン(TEAM POSSE/韓国ROADFC) 70.0kg
[判定3-0]
×ヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ/ブラジル) 70.0kg
※キ・ウォンビンがライト級新王者に
GLADIATORライト級王座決定戦。激しい打撃戦からウォンビンがダブルレッグから押し込んでテイクダウンを奪うも、立ち上がるトファネリが強烈なパンチを見舞う。左太腿を負傷したウォンビンだが、テイクダウンからのコントロールによりトファネリを振り切り判定勝利。ライト級新王者となった。
▼第8試合 ヘビー級5分2R
○大番C-BOY高明 (パラエストラ広島/GLADIATORヘビー級王者) 118.0kg
[1R 2分10秒 アームロック]
×ホネル・マツダ (TS GYM) 107.45kg
今回が新体制初出場となるGLADIATORヘビー級王者 大番高明。TS GYMのホネル・松田とヘビー級戦でのワンマッチ。
ホネルが左から右ローキック、大番は左インローを食らうが左フックから胸を合わせ小外刈りを決める。ハーフからエルボー、アメリカーナを極めホネルがタップ。勝利者マイクでヘビー級王者大番は「新体制になって初めてGLADIATORに出ました。これからもGLADIATORで戦いたい」と継続参戦をアピールした。
▼第7試合 バンタム級挑戦者トーナメント一回戦 5分2R
○竹本啓哉(ALIVE) 1回目61.9kg 2回目61.2kg
[判定3-0]
×上嶋佑紀(BRAVE) 61.1kg
▼第6試合 フライ級5分2R
○大翔(総合格闘技道場BURST/初代WORDOGフライ級王者) 56.65kg
[判定 3-0]
×コ・ドンヒョク(TEAM STRONG WORF/韓国ROADFC) 56.25kg
注目の17歳プロシューター 初代WORDOGフライ級王者 大翔vs韓国ROADFC コ・ドンヒョクの一戦。コ・ドンヒョクの激しい打撃にも怯まずにしっかりと付き合い、テイクダウンから動きを作り続けた大翔が判定勝利を収めた。
▼第5試合 フェザー級5分2R
×松本デビルマン レイ(チームソフトコンタクト)
[1R 1分27秒 リアネイキドチョーク]
○国頭武(総合格闘技道場BURST) 65.7kg
▼第4試合 バンタム級挑戦者トーナメント1回戦 5分2R
×平澤宏樹(team侍) 60.9kg
[判定 0-3]
○神田T-800周一(パラエストラ広島) 61.05kg
▼第3試合 ウェルター級5分2R
×角田裕亮(パラエストラ岐阜) 76.1kg
[判定 0-3]
○ハン・ミンヒョン(TEAM STRONG WOLF/韓国ROADFC) 74.4kg
▼第2試合 フェザー級5分2R
○中川皓貴(総合格闘技道場Reliable) 65.75kg
[2R 0分55秒 腹固め]
×今村豊 (宇留野道場) 65.7kg
▼第1試合 ライト級5分2R
○田中壱季(チームソフトコンタクト) 69.3kg
[2R 3分43秒 TKO]
×ワタナベ・関羽・マサノリ (ALIVE) 69.6kg
▼オープニングファイト フェザー級5分1R
×塩谷和哉(パラエストラ加古川) 1回目66.0kg 2回目65.4kg
[判定 0-3]
○占部大河(パラエストラ東大阪) 65.7kg