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【K-1】K’FESTAでRISEとの対抗戦3vs.3、RISE王者・鈴木真彦「看板を背負って」迎え撃つ玖村将史「THE MATCHの借りを返す」

2023/02/10 18:02
 2023年2月10日(金)都内にて記者会見が行われ、3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』と3月26日(日)東京・有明アリーナ『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』にて、K-1とRISEの対抗戦が行われることになった。  両団体は2022年6月の『THE MATCH 2022』で初めて交流を行っており、那須川天心vs.武尊、原口健飛vs.山崎秀晃、玖村将史vs.志朗など多くの名勝負を生んだ。今回の対抗戦はそれぞれのリング(ルール、採点基準、レフェリー&ジャッジはそれぞれの団体のものを採用)にて3対3マッチが行われる。  3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』では、以下の3試合を実施。 ▼K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushスーパー・バンタム級王者)鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級王者) ▼K-1フェザー級 3分3R延長1R斗麗(WIZARDキックボクシングジム)安本晴翔(橋本道場/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者) ▼K-1ウェルター級 3分3R延長1R寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス/第10代Krushウェルター級王者)實方拓海(TSK japan/WMC日本スーパーライト級王者)  中村拓己K-1プロデューサーは玖村のことを「K-1という競技のレベルの高さを試合で証明している選手。対抗戦に出て欲しいとの期待値が高かったと思うので選びました」、伊藤隆RISE代表は鈴木のことを「鈴木はRISEを体現してくれる選手の一人です。このカードはTHE MATCHで組まれてもおかしくないカード。鈴木をK-1ファンに見てもらいたい。また鈴木は55kgを制覇したいとの想いもあるので自信を持って送り出します」と、双方高く評価して今回の対抗戦に選出したと説明した。  玖村は「素晴らしいカードを組んでくださってありがとうございます。6月のTHE MATCHで初めて対抗戦が行われて結果的にK-1が負け越す形になってしまいましたが、その負けを払しょくできる借りを返せる最高の舞台だと思っています。K-1は素晴らしいファイターたちが作り上げてきた舞台なので、他団体から簡単に乗り込めると思うなよと思いますが、他団体と戦って強さを証明するのも先人たちの想いだと思うので圧倒的に勝ちたいと思います」と、K-1を背負ったコメント。  対する鈴木は「まさかこのような試合が組まれると思っていませんでした。THE MATCH以来の、しかもK-1に乗り込む形なのでめっちゃ燃えています。ファンの皆さんも見たいカードやったと思うし、玖村選手は志朗選手にも勝っている(鈴木は志朗に2敗している)ので、僕は絶対に負けられない想いもあります。RISE王者なので看板を背負ってK’FESTAと格闘技界を盛り上げて行きたい」と、こちらもRISEを背負って乗り込むと宣言。  鈴木は玖村を「僕とは違うタイプの強さ、上手い選手だと思っていました」と評し、「フィニッシュはK-1のお祭り舞台なのでしっかり盛り上げてK-1、RISEファン関係なく盛り上げて倒して勝ちたいと思います」と盛り上げた上で倒すと言い放つ。  玖村は鈴木を「僕が大阪にいてる時からトップで活躍してました。ガンガン前へ来るパンチの上手い、打ち合っても冷静に判断できるファイターだと思います。RISEの中でも一番K-1に向いている選手」と評し、「でも打ち合いのテクニックは僕の方が上なので、隙を作って倒そうと思います。2人とも大阪出身ですし、いつかやると思っていたので楽しみです」と、こちらも負けじと打ち合いで倒すとした。  THE MATCHでは鈴木が現K-1スーバー・バンタム級王者の金子晃大に勝利している。そのことについて聞かれた玖村は「K-1王者とRISEの王者が戦って負けた。そこに関しては王者の仇を打ちたい。そして僕が鈴木選手に勝ったら金子選手は逃げられない立場になるので、僕はK-1の王者を目指しているので鈴木選手に勝ってK-1のタイトルマッチを金子選手と今年中にやりたいと思っています」と、金子への挑戦を実現させるためにも鈴木に勝つとした。 [nextpage]  安本は「RISE代表として出させてもらうんですが、K-1にRISEの強さを見せつけられるように僕は全力を尽くします」と静かに宣戦布告。  迎え撃つ斗麗は「この試合がこのリングで決まった意味を理解しています。僕は知名度とか数字とかはどうでもよくて、世界一強くなるのと、K-1を世界一にするために戦っています。安本選手には尊敬を持って叩き潰したろと思っています」と答えた。  寧仁太は「K’FESTAに出たいとアピールしていてその中でも特別な枠で出させてもらいありがとうございます。日本中に自分の名前を広めたい。實方選手は技術を持っていますが、僕はそれに優る身体能力を持っている。それにKrushのベルトを持っているのでその価値を落とさないように強さを見せたい」とする。  対する實方は「これはTwitterが荒れますね。この錚々たる並びで僕はパンチが弱いと思うんですけれど。多分、お前は誰だとか心ない誹謗中傷がたくさんあると思いますが、期待値が低い分あとは上がるだけだし、僕はこの階級で自分が一番強いと思っているし、誰よりも練習している自信があるし、覚悟を持って自分の人生を格闘技に懸けているので、この試合が終わったあとで僕のことを知らない人は誰もいなくなると思うので楽しみにしていてください」と、Krush王者を倒して一気に知名度をあげる野望を燃やした。  今回の対抗戦はTHE MATCHの時とは違い、K-1ルールでK-1の採点基準で行われ、レフェリーとジャッジもK-1公式審判団が務める。そのことについて、RISEから乗り込む3選手は次のように答えている。 鈴木「ルールのことは特に気にしてなくて、ルールの違いもやってみないと分からない。その面でも楽しみだし、k-1のリングに上がる楽しさもあります」 安本「ルールはワンキャッチがないくらいなので練習してそこはなんとかやります。関係ないと思います」 實方「郷に入れば郷に従えなので気にしてない。K-1はいろいろな人が作り上げてきたリングなので敬意を持って上がらせてもらうし、K-1ファンが楽しみと思ってもらえる試合をするので楽しみにしていてください」
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