2023年3月5日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に出場する、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(NOPPADET GYM)の対戦相手が変更になったことが発表された。
当初、龍聖はかつてK-1で武尊と対戦したヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(タイ)との対戦が決まっていたが、タイ側よりヨーキッサダー欠場の申し入れがあったという。その理由は「昨年12月9日ラジャダムナンスタジアムで2R TKO負けしたのに続き、さる1月22日のテレビマッチで判定負けを喫したことで、調子が下がっており、コンデイションも良くない」(プレスリリースより)というもの。
これを受け、KNOCK OUT運営がタイ側と協議した結果、新たな龍聖の相手としてさらなる大物の招聘が決定。現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者ペットセーンセーブ・ソーヂョー.トーンプラーヂン(タイ)の参戦が決定した。
ペットセーンセーブは昨年5月に19歳でラジャダムナン王座を獲得したばかりの若き王者。判定決着が多いムエタイ界の中で、これまで49勝のうち24がKOとほぼ半数がKO勝ちという超好戦的なファイターだ。昨年は10戦6勝4敗、6勝のうち3KOをマークしており、最近の試合はフェザー級(126ポンド)前後の契約体重で行っているという。
【写真】13戦全勝の龍聖は最強の敵を相手に無敗記録を守れるか これまで13戦全勝を飾ってきた龍聖にとって、過去最強の相手が用意された。なお、この試合は当初の予定通り、KNOCK OUT-BLACK -58.5kg契約3分3R延長1Rで行われる。また、今回の試合より、龍聖と同大会に出場する武蔵の所属するジム名称が「NOPPADET GYM」から「WIVERN(ワイバーン)」に変更となる。
龍聖は「対戦相手が変わりました。現役のラジャダムナン王者とやります。ヨーキッサダーとやれなかったのは凄く残念だけど、もっと強い相手になって、色んな意味で一つの試練です。絶対に乗り越えます」との意気込み。ジム名の変更については「ジムの名前が変わることになりました。全部乗り越えて、自分の力で道を切り拓いていきます」と自身のSNSに決意を綴っている。