マスクも下着も脱いでリミットちょうどで計量をパスした寒天マン(C)NARIAGARI
2023年2月5日(日)大阪・176BOXで開催される『NARIAGARI』旗揚げ戦の前日計量&記者会見が、4日(土)大阪府内にて16:00より行われた。計量は全選手がパスしている。
最終試合となる第17試合のキックボクシングルール3分1Rライト級(65-69kg)で対戦する、“元RIZIN・HEAT”寒天マンと“成り上がり貴公子”勇弥。
勇弥こと上西勇弥は幼少期から空手を学び、19歳からキックボクシングを始めてアマチュア無敗。2017年にはボクシングのプロテストに合格。その後もレスリングやMMAを学び、2019年にブラジルのキックボクシング大会にて65kg以下トーナメント優勝。2019年12月には『TWOFC(TACHI WAZA OPEN FINGER CHAMPIONSHIP)』という大会で、ラジャダムナンスタジアムの元王者の肩書きを持つTOMとオープンフィンガーグローブ着用のヒジありムエタイルールで2度ダウンを奪って勝利している。
勇弥は68.4kgで計量をパス。続いて、セコンドに担がれてフラフラの状態で現れた寒天マンは69.2kgで200グラムオーバー。そこでマスクではなく下着を脱ぎ、再計量も69.1kgで100グラムオーバー。最後はタオルで顔を隠してマスクを脱ぎ、69.0kgジャストで計量をパスした。
「計量をクリアして試合してもらえるので安心しました。タイのラジャの王者を倒してここに成り上がりに来ました」と意気込みを語る勇弥。寒天マンは「明日はヘルシーじゃなくて濃厚こってりな試合にします」と宣言する。
【写真】マスク剥ぎならぬタオルを剥ごうとする勇弥
皇治CEOは「実力ある2人ですがただただ春日井選手が全裸になっただけですよね。ラジャの王者を倒した勇弥とRIZINで活躍した寒天マンの2人が戦うのは楽しみです」と、最終試合のこの一戦に期待を寄せていた。
【写真】寒天マンのパフォーマンスに「脱ぎたいだけ」と笑う皇治CEO
全選手の計量を無事終えて、皇治CEOは「決闘の1日前で選手みんなリラックスしていて、いいコメントあったりエンタメも頑張っていたと思います。でも本番はリングの上なので、今以上のパフォーマンスをしてもらって一人一人が成り上がってください。そのためにはみんなの応援が必要です。明日楽しみにしておいてください」と締めくくった。