K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】和島大海が「過去一強い」ジョムトーンを迎えての初防衛戦「ファンの皆さんにも温かく見守っていてほしい」

2023/01/14 00:01
 2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』の第1弾対戦カード発表記者会見が、1月13日(金) 都内にて行われた。  K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、王者・和島大海(月心会チーム侍)がジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む。  和島は第1回K-1アマチュア全日本大会優勝など、アマチュア大会で数々の実績を残して2016年7月にKrush初参戦。サウスポーから繰り出す破壊力十分のパンチと蹴りで2020年3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントでは準優勝。その後3連続KO勝ちを飾ると、2021年12月に木村“フィリップ”ミノルに挑戦して左ミドルでKO勝ち、K-1王座に就いた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では“ブラックパンサー”ベイノアから3度のダウンを奪う圧勝を遂げ、9月は前評判の高かったメレティス・カコウバヴァスを1RでTKO。戦績は18勝(15KO)4敗。  ジョムトーンはラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座を14歳で獲得すると、フェザー級、スーパー・フェザー級、ウェルター級の4階級制覇を達成。WBCムエタイでも世界フェザー級、世界スーパー・フェザー級、世界スーパー・ライト級と3階級を制覇。WMCでも世界フェザー級王座を獲得している超一流選手。  日本では2004年11月に新日本キックの2階級制覇王者・菊地剛介にK-1ルールで判定勝ち、2011年10月に大和哲也にムエタイルールで判定勝ち、2019年8月には日菜太からダウンを奪っての判定勝ちを収めている。また、増田博正やT-98、アトム山田にも勝利。2022年9月にK-1初参戦を果たすと、アビラル・ヒマラヤン・チーターに初回KOち、12月には森田奈男樹にも2RでKO勝ち。戦績は208勝(48KO)42敗4分。  会見ではまずジョムトーンから「今回K-1のベルトに挑戦できることが嬉しい。王者の和島はテクニックもあって、非常に強い選手だと思うが、私もムエタイ・ボクシングで多くの強豪たちと対戦してきた。そのすべてを使って和島を叩き潰す。最後にベルトを巻いているのは私だ」とのコメントが読み上げられた。  和島は「初防衛戦、強い選手と決まったので頑張りたいと思います。中村拓己K-1プロデューサーは、僕のことが嫌いなんじゃないかってくらい、いつも強い選手ばかり呼んできて…感謝しています。頑張ります(笑)」と意気込み。  ジョムトーンについては「オファーを受けて『まあそうだろうな』という感じです。パンチが上手い印象で、サウスポーですね。プロで22戦やってきて、サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』という感じですし、ファンの皆さんにも温かく見守っていてほしいです」と、サウスポーと戦うのは今回が初だという。  前回戦ったメレティスとジョムトーンを比較して「タイプが違う選手なので、パワーで言うとメレティス選手は凄かったですけど、ジョムトーン選手はテクニックがありますし、実績もある。どちらがと言われると答えるのが難しいですが、僕的には、ジョムトーン選手が過去一強いと思っています」と、ジョムトーンが過去最強の相手と認識しているとした。 「初サウスポーなのでこれから組み立て方は考えていきます」とするが、「僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので」と蹴りでは絶対に負けたくないとした。  今は死角がまだ見当たらないのかと聞かれると「死角あるんですかね」と苦笑した和島だが「頑張りたいと思います」と和島らしくふわっと締めくくった。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント