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【K-1】朝久泰央と与座優貴がタイトルマッチで再戦、朝久「捻りつぶすだけ」与座「残酷的なくらいボコボコにして倒す」

2023/01/13 23:01
 2023年3月12日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~』の第1弾対戦カード発表記者会見が、1月13日(金) 都内にて行われた。  K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、王者・朝久泰央(朝久道場)が与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の挑戦を受けて初防衛戦を行う。  朝久は福岡在住で、兄・朝久裕貴と共に兄弟で活躍するファイター。現Krush王者のレオナ・ペタスには2敗を喫しているが、大沢文也、大岩龍矢、安保璃紅、山本直樹らを撃破し、2020年3月には当時のK-1ライト級王者・林健太から番狂わせの勝利を奪った。これを機にスーパー・フェザー級からライト級に転向。9月には弘輝をハイキックで粉砕、12月には蓮實光もヒザ蹴りでKOした。2021年は7月にゴンナパーを延長Rで破り、第5代K-1ライト級王座に就いている。2022年2月、王者としての第一戦で与座に敗れ、怪我で長期欠場に。無尽蔵のスタミナから繰り出す攻撃と変幻自在のファイトスタイルで現在7連勝中。戦績は18勝(4KO)8敗。  与座は2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。その後は久保政哉、喜入衆に連勝したが、2021年3月の『KNOCK OUT』で宮越慶二郎に判定2-1で惜敗。12月にKrush初参戦を果たし、蓮實光を左ハイキックで豪快KO。2022年2月の第2戦でいきなり朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。8月には篠原悠人をKO、12月にはエークピカートに判定勝ちと負けなしの快進撃。戦績は13勝(6KO)2敗。  初防衛戦でありながらリベンジマッチとなる朝久は「ファンのみなさんお待たせしました。3・12K’FESTA、ボッコボコにします」と高らかに宣言。与座は「今までたくさん遠回りをしてきたんですけれど、あとひとつ勝てば自分の夢であるK-1王者になれるので、ここはしっかりKOで倒して次のライト級王者になりたいと思っています」と返り討ちでの王座奪取を誓う。  再戦を迎える心境を聞かれると、与座は「やっと来たかって感じで。自分は正直、1年前に勝った時からいつでもいける状態で準備していたので、逆に1年空いて今レベルが違うと思っているので、試合で1年間やってきたことの違いを見せたいと思っています」と、1年経ってさらにレベルアップしたと言い、朝久は「僕もやっとやれるなって感慨を一番思いましたね。彼は1年過ごしてきた時間が違うと言いましたが、僕は怪我をしている間に他の場所を鍛えてきましたし、逆に1年間長生き出来てよかったねと、そう思っています」と言い放つ。  与座は前回の試合から「王者に勝った時点で自分が王者という気持ちでやっていたので。自分が見据えているところは朝久選手から世界の強豪というところに変わっていて。ただ、ベルトがないと何も始まらないので、次ベルトを持っている朝久選手に勝ってこれからは世界の強豪とやっていきたいと思っています」と世界を見据えてやってきたと言い、朝久は「1年前のあの日の自分が未熟だったなと思って。自分を見つめ直す期間と、つまづいた小石を次はどう乗り越えるのか、そしてどう砕いて次に進んでいくのか。これからの歩み方を考えて毎日練習に打ち込んできました」とした。  この1年間の与座をどう見ていたかと聞かれた朝久は「K-1スタッフさんから与座選手が試合をするからリングサイドで見てくれって言われたんですけれど、試合としてはハッキリ言って面白い試合ではないと思っているので。試合を見ていたというだけだったんですけれど、強みとしては去年は『リトル与座が震えている』と発言したんですけれど、リトル与座がちょっと調子づいてきたなってくらいで。攻略法というより自分の動きを磨き続けていれば普通に勝てると思っているので、そういったところを考えて練習してきました」と言えば、与座は「いろいろ言ってますけれど、自分に負けているので。何を上から言ってるんだろうって感じ」と吐き捨てる。  さらに与座は「正直もうあまり眼中にないんですけれど、格闘技って勝った方が正義っていうか正しいと思っていて。自分に負けた朝久選手は正直自分より弱いので、その自分より弱い選手に何を言われてもハッキリ言ってあまり気にならないんですけれど、1年間思うところはあるのでその思いを試合で残酷的なくらいボコボコにして倒してやろうと思いますね」と宣告。  すると朝久はニコニコしながら「はい、って感じです。3月に死んでいく人間が何をほざこうと関係ないので。王者として誇りと意地を持って捻りつぶすだけだと思っています」と、余裕たっぷりに答えた。  そこへ与座が「プライベートを充実させてきてください」と声をかけると、朝久はがらりと表情を変えて「殺すぞ、クソガキが」と与座を睨んだ。
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