2023年1月29日(日)東京・後楽園ホールで開催されるジャパンキックボクシング協会主催『CHALLENGER 7』にて、2023年第一戦が決定した“無敗のJK”ミネルヴァ認定ピン級王者の藤原乃愛(ROCK ON)。
藤原は3歳で父親の空手道場で空手を始め、小学5年生で伊藤紗弥に憧れてキックボクシングに転向。アマチュアで50戦以上を経験し、アマチュアKNOCK OUT 45kgリーグ戦で優勝。2021年5月のジャパンキックでプロデビューして以来、ひとつの引き分けを挟んで9戦無敗を誇る。現在タイ人選手を相手に3連勝中で、今回もペットルークオン・サーリージム(タイ)と対戦する。
その藤原のインタビューがジャパンキックより公開された。2022年10月のRISEに初来日、ヒジ無しルールで宮崎小雪に判定負け。11月にも来日し、狂猫yokkoと今回より2.5kg重い48kg契約で引き分けているペットルークオンについて、「やっぱり日本で試合をしているということもあって、比べられる試合になると思います。なのでしっかり倒して圧倒して倒して勝ちたいです! いや、ちゃんと圧倒して倒して勝ちます」と過去2戦の相手が出来なかったKOで勝つと宣言。
「その場その場で戦法を変えられるように研究して対策して、徹底的に練習します」と、どんな展開になっても対応できるようにして試合に臨むと言う。
今大会のポスターにもあるように、藤原はヒジ打ちありのルールにこだわりがある。その理由を聞かれると「ムエタイは立ち技最強と言われている競技です。この競技をやってる以上、最強にならないとなりません。女子だから危ないとか、関係ないと思ってます。そして何より、ヒジありの方が楽しいです!笑」と、ヒジありの方が楽しいという強心臓ぶりだ。
前回の試合での反省点とそれを克服するために取り組んだ事を聞かれると「前回はポイントを取るような試合になってしまったので、今回はパワーをつけて一撃で倒せるように練習しています! 23年の課題はパワーでも押し切れるようになります」と、パワーアップを課題としてきた様子。
1月7日には18歳の誕生日を迎えたばかりで、18歳の目標は「もちろん世界チャンピオンです! その為に全てを懸けてやってます」と世界と名の付くタイトル奪取を目標に掲げる。
(写真)「洋服の案件来ないかな?」とアパレルのモデルにも興味津々の18歳 今後、戦いたい相手を聞かれると「やっぱり伊藤紗弥選手とやりたいですね。田中暴君藍選手も自分の欲しいベルトを持ってるのでやりたいです。そして、体重の近い選手に『藤原乃愛と戦いたい』と思われたいです。そして、その全員を倒したいです」と、日本女子ムエタイの若きレジェンドで、憧れでもあった伊藤紗弥の名をあげた。
そして「会場を誰よりも盛り上げるような試合をします。女子でも倒せるところを見せます! タイトルマッチやメインの試合よりも強烈な印象を残せると思ってます。2023年の藤原乃愛にも期待してください」と、ファンにメッセージを送った。