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【NO KICK NO LIFE】緑川創の引退試合は海人とのリベンジ戦「最後に戦いたい」願い叶う

2023/01/11 12:01
 2023年2月11日(土・祝)東京・大田区総合体育館『NO KICK NO LIFE』にて、引退試合を行う元・日本ミドル級王者&WKBA世界スーパーウェルター級王者・緑川創(RIKIX)の対戦相手が決定した。  70kg契約3分5Rで、S-cup世界トーナメント2018王者・海人(TEAM F.O.D)とのリベンジマッチになることが発表された。  緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得し、K-1 WORLD MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨。2020年7月よりRISEに参戦し、ミドル級を盛り立てた。RISEミドル級王者イ・ソンヒョンとはドロー、2022年12月のRISEラストマッチではリカルド・ブラボともドローで勝ち切れてはいないが、互角の実力であることを証明した。  シュートボクシング(以下SB)の絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にトーナメントを制してSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTでも全勝。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明を延長R判定3-0(10-9×3)で破り国内頂上決戦を制すると、8月のRISEではvs.日本人無敗を誇ったサモ・ペティにも延長戦の末に勝利。9月のSBではケンダル・カラクァートにも判定勝ち、12月にはGLORY世界ライト級1位ストーヤン・コプリヴレンスキーに判定2-1ながら辛勝して現在15連勝中。戦績は49勝(21KO)6敗1無効試合。  緑川は引退を表明した後、最後に戦いたい相手としてイ・ソンヒョンと海人の名をあげていた。「RISEに上がって何回か負けましたけれど、一番悔しかったのは海人選手に負けたこと(2020年10月、判定2-0)。あそこで勝っていたら何か変わっていたのかなって自分自身の気持ちもあります」と再戦を望んでいた。  それに対して海人も「今はvs.世界に集中したい気持ちが強いですが、対戦してもらったのもあるので引退する時に引退試合でヒジありで、僕でよければやります。ヒジありで、ヒジで倒そうかと思っています」と、引退へのはなむけとして再戦を受けてもいいという男気を見せていた。
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