2023年1月14日(土)にタイ・バンコクで開催される『ONE Fight Night 6: Superbon vs. Allazov』の全対戦カードが発表された。日本から佐藤将光(Fight Base)が出場。MMA13勝6敗のキム・ジェウォン(韓国)と対戦する。
修斗から2019年にONEに参戦し3連勝を飾った佐藤は、2021年2月に強豪ファブリシオ・アンドラージに判定負けを喫したが、同年11月の「VTJ 2021」で河村泰博に1R TKO勝ち。2021年3月にチームラカイのマーク・ステファン・ロマンに判定負け。今回が再起戦となる。
対するジェウォンも2019年からONEに参戦。2021年9月に元二階級王者のマーティン・ニューエンを1R 失神KOに下すなど、13勝中、9KOを誇るストライカーだ。カイ・タン、シャミル・ガサノフには敗れたものの、2021年11月の前戦では元王者のケビン・ベリンゴンを1R KOを下している。
オーソからの左ボディ、相打ちのタイミングの右クロスなど思い切りのいい強打者を相手に、MMA職人の佐藤は再起を飾ることができるか。
メインイベントでは、ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチとして、王者スーパーボン(タイ)に、フェザー級キックボクシングWGP覇者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン/ベラルーシ)が挑戦。
また、ONEフライ級キックボクシング世界王者のイリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)が、フライ級契約体重61.2kg(※水抜きなし)への体重調整が不可能であるため王座を返還。これにより同級世界王座は空位となり、コ・メインで、当初エナッシと対戦予定だったスーパーレック(タイ)が、ダニエル・プエルタス(スペイン)とフライ級キックボクシング世界王座を争うこととなった。
さらに同大会では、アトム級WGP覇者のスタンプ・フェアテックス(タイ)とアニッサ・メクセン(フランス/アルジェリア)が、ムエタイとMMAの混合ルールによるスーパーファイトで激突する。
2022年3月にはデメトリアス・ジョンソンとロッタン・ジットムアンノンが混合ルールで対戦しており、そのときの特別ルールは3分4ラウンド制で、第1Rと第3Rがムエタイ、第2Rと第4RがMMAで行われ、フィニッシュにならなければ、対戦は引き分けというルールだったが、スタンプvs.メクセンの試合ではどうなるか。
また、フライ級サブミッショングラップリング世界タイトルマッチとして、マイキー・ムスメシ(米国)が初の世界王座防衛戦で、ガントゥルム・バヤンドゥレン(モンゴル)を迎え撃つ。
なお、2023年の開幕大会となる『ONE FIGHT NIGHT 6』の模様は、ABEMAやWatch.onefc.comを通じ、150カ国以上に生中継される予定だ。
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ONE Fight Night 6: Superbon vs. Allazov 全対戦カード
2023年1月14日(金)シンガポール・インドアスタジアム
【メインカード】※7試合
▼メインイベント フェザー級キックボクシング世界タイトルマッチスーパーボン vs.チンギス・アラゾフ
▼コメイン フライ級キックボクシング世界タイトルマッチスーパーレック vs.ダニエル・プエルタス
▼コ・メイン フライ級サブミッショングラップリング世界タイトルマッチマイキー・ムスメシ vs.ガントゥルム・バヤンドゥレン
▼ムエタイ&MMA 混合ルール・スーパーファイト アトム級スタンプ・フェアテックス vs.アニッサ・メクセン
▼MMA キャチウェイト(215lbs)アウンラ・ンサン vs.ジルベルト・ガルバォン
▼キックボクシング フライ級ロッタン・ジットムアンノン vs.ジドゥオ・イブ
▼MMA フェザー級ゲイリー・トノン vs.ジョニー・ヌネス
メインカード終了後に実施&生中継(2試合)
▼ムエタイ 女子ストロー級アンナ・ジャルーンサック(スーパーガール) vs.エカテリーナ・ヴァンダリーバ
▼MMA キャッチウェイト(150ポンド・68.03kg)キム・ジェウォン vs.佐藤将光