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2022年11月23日(水・祝)、東京竹芝のニューピアホールで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 39』(12時開始)の前日計量が22日12時30分から、都内にて行われ、メインのバンタム級戦の東よう子、ダイヤモンドローズ・ザ・ロケットの両者が計量をパスした。
▼DEEP JEWELS バンタム級 5分3R
東よう子(リバーサルジム新宿 Me,We)61.60kg
ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(Thongma GYM)61.10kg
DEEP JEWELS初代フェザー級王者の東よう子が、2020年12月のPANCRASEでの直DATE戦の判定勝ち以来、約2年ぶりにバンタム級にカムバックする。
東は柔道の元全日本強化選手。2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持つ。2017年12月にPANCRASEでプロデビューし、5勝2敗でバンタム級1位に。2021年6月にDEEPでKINGレイナに判定勝ちすると、2022年5月の再戦でも判定勝ちし、DEEP JEWELS初代フェザー級王者となった。本野美樹との米国ラスベガス修行も経て、今回はバンタム級に戻して戦う。
対するダイヤモンドローズことティタパ・ジュンソークプランは、ムエタイで17勝8敗。柔道で2015年の東南アジア競技大会で5位、アジア選手権にも出場し、サンボでも2016年の清州世界マーシャルアーツマスターシップで2位になるなど、組み技の経験も豊富。2019年10月のDEEP JEWELSでは、体重超過したKINGレイナの代役として出場した中井りんと対戦し、1R腕十字で一本負けしている。コロナ禍のMMA戦績が不明で、3年ぶりの日本大会でどんな姿を見せるか。
東は、「久しぶりのバンタムということで、まずは体重を落としてホッとしています」と笑顔を見せると、ダイヤモンドローズの「ベルトが欲しい」の言葉に、「自分が持っているのはフェザー級のベルトなので、2015年から動いていないバンタムのベルトをどうにかしてもらえたらいいなと。この大会でバンタム級の選手も結構出ているので、人数はいると思うのでよろしくお願いします」と、DEEP JEWELSバンタム級王者としてUFCに参戦中のキム・ジヨン(韓国)の王座返上と、新たな王者の制定を臨み、今回の試合をその足がかりにしたい考えを語った。