第3代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルが、自身のInstagramにてK-1との契約が満了となったことを報告した。
「本日2022年11月21日をもって、K-1との契約が円満に満了し、終了しましたことをご報告いたします。これまでK-1のリングでは、ファイターとして本当に多くの経験を積ませていただき、関係者の皆様には心より感謝致します。K-1での経験を生かし、次のステージでもファイターとして益々精進していきます。ありがとうございました!」と記している。
木村は長くK-1の主要選手として活躍し、2018年8月にはKrushウェルター級王座に君臨。2019年にはK-1の全大会に出場し、全試合KO勝利。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を3試合連続KOで制し、悲願のK-1王座に就いた。12月の両国大会ではアビラル・ヒマラヤン・チーターに初回まさかのダウンを喫するも、2Rで逆転TKO勝ち。2021年12月の和島大海戦との初防衛戦でK-1を卒業することを発表。その試合でKO負けを喫し、K-1王座を失った。戦績は36勝(29KO)10敗。
K-1卒業後はボクシングに転向することを表明しており、K-1との契約が満了を迎えたことでいよいよ本格始動となりそうだ。