2022年12月28日(水)東京・両国国技館での開催が決定した『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』に関する発表が、アントニオ猪木公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」にて動画で公開された。
猪木元気工場(IGF)の高橋仁志代表取締役社長は、故アントニオ猪木さんが「今年は年末に何かやりたいと言っていた」との遺言があったと明かし、「谷川に任せておけば面白いことやるから任せておけ」と巌流島の谷川貞治プロデューサーに任せると言っていたという。
谷川プロデューサーは「そもそも前から(年末にイベントを開催する)話があって、亡くなってしまったからには追悼の意味を込めて興行をやろうと。巌流島もそろそろ再開しようと思っている最中、猪木さんも巌流島に縁があるということで」年末の大会を開催することにしたと説明。
(写真)巌流島で行われたチェ・ホンマンvs.ロッキー川村の異種格闘技戦 その内容について谷川Pは「あくまでも猪木さんの追悼も含めたINOKI BOM-BA-YEをやりたいんですけれど、いま思っているのは2001年のINOKI BOM-BA-YEじゃないけれど、あの時は猪木軍vs.K-1最強軍みたいな7vs.7マッチをやって」「どこまで出来るか分からないけれど令和猪木軍を作りたいと思っている」と、令和猪木軍を結成したいとする。
(写真)元々、異種格闘技戦をテーマにしていた巌流島。今回は令和猪木軍が世界の格闘技を迎え撃つというテーマにしたいという「例えば小川(直也)選手とか藤田(和之)選手とか、永田(裕志)選手とかカシン選手とかは世代が高齢。そのままやるんじゃなくあくまでも令和猪木軍でこれから活躍するような猪木イズムを持っているとか、あるいはこれから猪木イズムを付けた方がいいのかとか、そういう選手を選んで世界のいろいろな異種格闘技戦、世界の変わった格闘技と猪木さんがやっていた異種格闘技戦みたいな、ああいう試合を」やりたいとした。
「若い選手に新しい可能性をいろいろ考えていきたい」というのは猪木さんも考えていたことだとし、「猪木さんの魂をちょっとでも見せられるような試合を実現したい」と谷川P。
この大会は「1回で終わらず年に1回くらいはやっていけるような感じにしたい」と継続して行っていきたいとも話した。