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【RIZIN】梅野源治、秒殺KO勝ちの今回は試合後コメント14分完全ノーカット「皇治、わかった? やってあげてもいいから、待ってるよ!」

2022/10/23 18:10
【RIZIN】梅野源治、秒殺KO勝ちの今回は試合後コメント14分完全ノーカット「皇治、わかった? やってあげてもいいから、待ってるよ!」

秒殺TKO勝ちを収めた今回は約14分でコメントを終えた梅野

 2022年10月23日(日)マリンメッセ福岡A館『湘南美容クリニック presents RIZIN.39』の第6試合で、トレント・ガーダム(Tiger Muay Thai & MMA)を1Rわずか21秒、左カーフキックでTKOして担架に乗せた梅野源治(PHOENIX)が、試合後インタビューに答えた。

 梅野の名をいい意味でも悪い意味でも広めた、今年3月のRIZINでの皇治戦。判定で敗れ、試合後のインタビューで23分11秒しゃべり続けたあの時から7カ月。勝利した梅野は饒舌に試合を振り返った。

ベビー梅たち増えたなと。数カ月前まであんなに叩いたのに


――ローキックでのTKO、やばかったですね。

「学びました? みなさん学んでいただけました? 僕のキック。あれはローキックというかカーフキックなんですけれど、試合前に練習していたのでそれがドンピシャで当たったかなと。あれで練習中、何人か倒していたので、結果としてはちょっと早すぎたんですけれど、ヒジを本来はみんなに見てもらいたかったのに、そこまでは出せなかったのが残念ですけれど、結果としてはよかったかなと」

――カーフはどこを当てた?

「膝の3~4cm下の若干深いところというか。ただカーフキックをみんな何となく蹴っているんですけれど、ピンポイントで効くところがあるので、それを僕は一から学んで、そこを試合でピンポイントで…けっこう当たりが深かったんですよ。蹴った瞬間に分かったので。めりこんでいったというか。立てないだろうとすぐ思ったので、ちょっと申し訳ないなと対戦相手には感じました」


――試合時間が21秒ということで、今回のインタビューは試合時間よりも確実に長くなると思う。勝って喋り倒す気満々?

「焦るなRIZIN,、と(笑)。焦るな。確実に試合時間は越えようと思っていたのですが、一番気にしていたのが、対戦相手ですよね。ガーダム選手は試合前インタビューで28分でしたっけ。あれ、ふざけているなと思って」

――通訳が入るので。

「そうですよね。彼はズルしているので、通訳入れて英語で。あれはそんな簡単に俺のインタビュー時間の衝撃を超えられると思うなよと。それを一番最初にまず伝えたかった」

――煽り映像は見た?

「やばいやばいって、歌ありましたよね。あれは誰が作ったんですか? あれはふざけてますよね。お前の方がやばいぞっていう。作った人をあとで調べて、そいつにいっちょう学ばせようかと思うんですけれど、お前が本当にやばいぞと。人をあれだけいじくりたおして。前回RIZINで試合した時も僕のことをいじる格闘家がいたじゃないですか、性格の悪い。人のことをいじって広告収益につなげると。そういった性格の悪さをあの“やばいやばい”という歌から感じたかなっていう。一つ言いたいのは、僕は誰も傷つけていない。傷つけられたけれど。でも、そういう格闘家たちを、うまく広告に使って、うまく梅って、自分の知名度だったりRIZINにヒジありルールを持ってくるという、これが大人のやり方なんですよね。誰も傷つけないで自分のやりたいものにすると。だからベビー梅たちは俺のことを学んだほうがいいぞと」


――ベビー梅?

「子供ですよ、子供。大人な梅になれと、お前ら。皆さん笑っていますけれど、バカにしてるの? 僕は真面目ですよ。まあ、今回榊原さんにもRIZINファンにも、梅野源治がヒジは使わなかったですけれど、ムエタイルールでやったらどれだけやばいかを少しは学ばせられたと思うので、リング上でも言いましたが榊原さん、そろそろムエタイのRIZINのベルト作れよと。学ばせてやるよ、もっと」

――RIZINに登場するようになってだいぶトークが覚醒したきっかけは?

「きっかけはRIZINでしょう、きっかけは。だからもう今までも何度も言っていますけれど、また講演みたいになっちゃいますけれど、これをYouTubeで見ている人もいると思うので学ばせてあげますけれど、やったことは変わらないんですよ、言ったことも。後悔も何もしてないですし。ただ、やったことを後悔するよりかは、そのあとにどう自分の向かいたい方向に向かうか。そこを自分があれだけ炎上しているなかで学ばせてあげられる、これは「幸梅(さちうめ)」以外のなにものでもないだろって。みんな幸せだったと思うんですよね。みんなが叩かれたり嫌なことあったり、将来不安なことがたくさん日本社会に多いと思いますけれど、そういうなかで梅野源治の姿を見ていただいて、未来はいくらでも自分で変えられると。あれだけ炎上したって関係ねえぞと。俺は俺だし、バカにした奴らを上手く使うだけだと。しょせん、僕からしたら、みんな「小梅」なんですよ。なんで笑っているんですか? 僕は真面目に言っているんですけれどね」


――この勢いで大晦日も狙いたい?

「本当に榊原さん、大晦日にムエタイのベルトを作ってくれたらやってあげるから早くオファーしてこいよと。いつもギリギリだから。大晦日に榊原さん、梅野源治がうまくコラボして、大晦日、RIZIN、ムエタイ王者、これちょっと「バラ梅」しようかなと思います。期待してほしいです」

――RIZINムエタイ王者ができたら誰とやりたいかのイメージは?

「正直誰でもいいんですよね。ただムエタイルールで僕とやる人は国内選手はなかなかいないと思うんですよね、皇治選手も含めて。みんな勝てないとわかっているからやらないと思うので。そこで勇気を出してやってくれる相手がいるなら、やってあげてもいいよという。皇治、わかった? やってあげてもいいから、待ってるよ!」


――退場の時、凄い大人気だった。あれはどういう感想?

「そうですね、普通に嬉しいですよ。陰で文句を言う人よりかは、感情を共有できる。あれもベビー梅ですよ、僕の仲間。ベビー梅たち増えたなと。数カ月前まであんなに叩いたのに、まあファンにあれだけなったか、と。よしよしと。本当にありがたいなと。僕は忘れないので。人が叩かれている時にそこに賛同したら、それは周りからも称賛されるかもしれないけれど、その時に寄り添ってくれた人は絶対に忘れないので。そういう人たちに今後、結果を見ててもらいたい。そして7カ月前の大炎上からずっと言っていますけれど、点と点をつなげて線にする、と。その線がつながれば円になるし、そういう梅野選手のストーリーをRIZINファンには、今まで僕のことを知らなかった人たちには見ていてほしいなと素直に思います」


――カーフの蹴り方は練習中にコツを見出した?

「コツは教えないですけれど、かなり位置だったり、蹴る角度を綿密に計画練ってやったかなと。だから試合の2週間くらい前かな、ずっと練習に付き合ってくれたんですよ、久保賢司くん、優太くん。彼とか僕のカーフキックで倒していたので。vs.サウスポーのガーダム戦で本当に狙ったことがはまったかなと」

――今後目指す、ファンに見せたい姿は?

「やっぱり一番はムエタイというものを、日本国内の選手で頑張っている選手がたくさんいるので、ムエタイの王者になりたいという選手がたくさんいる。そういった選手たちにお前らのやっていることは凄いぞと。なかなかムエタイの本場のチャンピオンになってもなかなか知名度が上がらなかったり、なかなか実力に知名度が伴っていないことが多いですけれど、お前らがやっている道はまちがっていないし、獲るのが難しいベルトに挑戦していく中で例え上手くいかないことがあろうと、僕みたいに大炎上しても大丈夫。明日も明後日も来るし、いつでも変えられるから、行動ひとつで。だから国内のムエタイ選手たちに本当に頑張っててもらいたい。そしてそういうムエタイファイターに少しでも光があたるような環境を僕が作っていきたいと思います」


――梅野さん大変です、まだ13分です(セコンドの久保賢司)

「23分11秒…今回は小爆梅になってしまいましたけれど、次回を楽しみにしていてもらえたらと。もう一個最後に、今回戦っていただいたトレント・ガーダム選手。彼はMMAの凄くいい選手なので、彼はムエタイ、ボクシング、MMA、いろんな競技に挑戦しているので、僕は彼のMMAを凄く見たいなと思います。一回拳を交わした仲間なので、ぜひ今後RIZINでガーダム選手を見られることを僕は期待しています。以上です」

――あと(23分まで)13分あるが?

「もういいんですか? 9分はきついな、今日はこれくらいにしておきましょうか(笑)」

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