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【修斗】連勝・竹原魁晟が木下カラテを42秒TKO! セミは榎本が松下に判定勝ち、よしずみが天斗に、菅原が金子に判定勝ち、伊集が一本勝ち、川北が熱闘制す

2022/10/15 17:10
プロ修斗公式戦 SHOOTO GIG TOKYO Vol.33 速報 2022年10月15日(土)新宿FACE ツイキャス配信 ▼メインイベント 第12試合 フェザー級 5分2R×木下カラテ(和術慧舟會HEARTS) ※木下タケアキより改名[1R 0分42秒 TKO] ※右連打〇竹原魁晟(パラエストラ松戸)  木下タケアキあらため木下カラテは、2020年5月に西川大和に判定負けも、2021年は1月に大瀬良康平、6月に木村孔明をいずれもKOに降して2連勝。  しかし、10月に飯田建夫に判定0-2で敗れると、2022年1月に工藤圭一郎に1R KO負けで2連敗。2022年7月の前戦で児山佳宏を1R TKOに下し、再起を遂げた。  竹原は、2021年10月に辻村秀綱に判定勝ちすると、2022年4月に浜松ヤマトにも判定勝ち。さらに2022年6月の北海道大会で阿仁鬼に1R TKO勝ちで3連勝中。  1R、ともにサウスポー構えから。シングルレッグで足を触りに行く竹原はその際で右ストレートを突く。互いに右インローを当てるとじりじりと詰める竹原は前足にシングルレッグへ。  右足を外に出して防ごうとする木下だが、ロープを掴んでバランスを取ってしまう。掴んだ右足を引き寄せた竹原は右ストレート!  ロープ間に頭が出てしまう木下をなおも竹原は右の連打を効かせると、木下の身体の力が抜けたところに右アッパーも入れ、レフェリーが間に入った。 [nextpage] ▼セミファイナル 第11試合 バンタム級 5分2R〇榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×松下祐介(パラエストラTB)  1R、サウスポー構えのの松本に、榎本は右ミドル、右ストレート。松下はシングルレッグで尻着かせるもコーナー背に立ち上がる榎本。松本の右ローにカウンターの右でダウンを奪うと、立ち上がる松本はシングルレッグからダブルレッグへ。ブレーク。松本がオーソに変えて右ストレートを伸ばしたところでゴング。  2R、松本の左の打ち終わりに右を当てる榎本。長いリーチで自分だけが当たる間合いぁら榎本は左で再びダウンを奪うと足手繰る松本をがぶり。突き放すと、なおも両足を手繰る松本に、ロープ下に一瞬スプロールしてバックテイク。  判定は3-0(20-18×2, 20-17)で榎本が勝利。天斗戦の勝利に続く2連勝を決めた。 [nextpage] ▼第10試合 バンタム級 5分2R×ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)[判定0-3] ※18-20×3〇よしずみ(リバーサルジム東京スタンドアウト)  1R、先にテイクダウンはよしずみ。フルガードの天斗はラバーガードから鉄槌も外すよしずみがパウンド。足を手繰る天斗は背中を着けて寝技に。潜りからヒザ十字狙いアンクルホールドは天斗も、外すよしずみが上になりゴング。  2R、天斗のシングルレッグを小手巻き鉄槌、天斗の崩しを潰してネルソンで上を取るよしずみ。ハーフからフルガードに戻す天斗を再び左足をまたぐよしずみ。二重がらみでスイープ狙う天斗をかわすよしずみはハーフからパウンド! そのままゴング。  判定は3-0(20-18×3)でよしずみが勝利。 [nextpage] ▼第9試合 ライト級 5分2R×エドモンド金子(BRAVE)[判定0-3] ※18-20×3〇菅原和政(マスタージャパン福岡)  1R、サウスポー構えの菅原は前足の右ロー、左ミドル、ジャブ。詰める金子はオーソから右を振って組むが、ヒザを突いて崩して上になる菅原。背中を着かせてハーフから細かくパウンド。  2R、ワンツーの右を突く金子に、左ストレートの菅原。圧力をかける金子はコーナーに押し込むが差せず。突き放した菅原がカウンターのダブルレッグテイクダウン! 下の金子は三角絞め、腕十字狙いも察知しさばく菅原が上のまま片足抜き、マウント奪い、パウンドも金子もブリッジ。菅原が上のままゴング。  判定は3-0(20-18×3)で菅原が勝利した。 [nextpage] ▼第8試合 バンタム級 5分2R〇伊集龍皇(パラエストラ小岩)[1R 2分41秒 リアネイキドチョーク]×関根 累(ROOTS)  1R、サウスポー構えの関根の強烈なミドルに、伊集はダブルレッグからボディロックテイクダウンですぐさまスタンドバックに。コーナーに背負う関根をフェイスロックからリアネイキドチョークを極めた。  試合後、伊集は「やっと柔術を見せられて良かったです。また応援よろしくお願いします」と初々しく語った。 [nextpage] ▼第7試合 バンタム級 5分2R〇川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)[判定2-0] ※20-18×2, 19-19×中野剛貴(KRAZY BEE)  1R、サウスポー構えの中野は左ストレート、ミドルも蹴りの打ち終わりに組む川北。コーナーで右足をかけると、スタンドバックから右のパンチ。背中を譲らない中野はコーナー背に。川北のギロチン狙いを外して突き放す中野は左の蹴り。川北は右オーバーハンドから組みに。そこに中野のヒザが入りローブローに。  再開。左ボディを当てて腹を攻める中野だが、右スーパーマンパンチをかわした川北がテイクダウンしてゴング。  2R、中野の左ストレートを潜って川北はダブルレッグに。差し上げる中野は払い腰テイクダウンもすぐに立つ川北は組みに。しかし中野も剥がして立つとヒザ! 当てられた川北はダブルレッグもスプロールする中野。なおも粘り強くシングルレッグは川北。小手に巻く中野が投げを打って同体となったところでゴング。  判定は2-0(20-18×2, 19-19)で川北が熱闘を勝利した。 [nextpage] ▼第6試合 2022年度新人王決定トーナメント準決勝 フライ級 5分2R〇片山将宏(TRIBE TOKYO MMA)[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×青井心二(心技館)※片山が決勝進出  1R、先に組む片山がシングルレッグテイクダウン。自陣コーナーまで這う青井の腰を引いて中央に戻す片山はインサイドガードからパウンド。さらにハーフからアメリカーナ狙い。ブリッジで腕を伸ばした青井に片山はマウントもリバーサルした青井がチョーク狙いもロープ外でブレーク。すぐに片山はダブルレッグで飛び込むが、そこに青井は横三角で固めてヒジを突くも、片山がサイド奪いゴング。  2Rもすぐにダブルレッグテイクダウンは片山。青井は足を腰につけず寝技狙い。背中着かせる片山は腰を抱き、パウンド。ハーフからフルガードに戻す青井。片山は2Rのほとんどの時間を上を制し、ゴング。  判定は3-0(20-18×2, 20-17)で片山が勝利。新人王決定フライ級トーナメント決勝に進出した。 [nextpage] ▼第5試合 フェザー級 5分2R〇上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)[判定3-0] ※20-18×3×磯部鉄心(パラエストラ松戸)  1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの上原に、オーソからスナップを効かせた左ハイは磯部。ブロックする上原が組んで脇潜るとスタンドバックから左のパンチ。左手を巻き込んで投げようとする磯部を潰してヒザを突く。 2R、磯部の前手の左をかわす上原は右にサークリング。組んで後方に崩してバック狙い。正対を試みる磯部。上原を横に落として上に。しかし腰を抱く磯部に上体立てる上原は鉄槌連打! 立ち上がる上原。  判定は3-0(20-18×3)で際の打撃を当てた上原が勝利した。 [nextpage] ▼第4試合 女子アトム級 5分2R〇玉田育子(AACC)[判定3-0] ※20-18×3×天天さくら(総合格闘技ジムBATTLE) ※デビュー戦  1R、先に右ミドルを打つ天天。組む玉田の小外がけを凌ぐ。ブレーク。天天の蹴りの打ち終わりにダブルレッグテイクダウンは玉田! ハーフから背中を着かせて右で差して、コーナーの阿部兄、浜崎朱加らの声にヒジを落とすと、腰を切りフルガードに戻す天天。玉田はインサイドガードから鉄槌。  2R、右ストレート、右ミドルの天天に組む玉田。コーナーに押し込みヒザを突くと引き落としからがぶりアナコンダチョーク狙い。しかし抜けた天天は首相撲ヒザ! 押し込む玉田にブレーク。すぐに組む玉田に四つからヒザは天天。差し返した玉田もヒザを突くと互いに四つからヒザ蹴りでゴング。  判定は3-0(20-18×3)でグラップリングで制した玉田が勝利。「修斗10年位以上前のG-SHOOTO以来となります。緊張しましたが今日は何としても勝ちたかったです。これから女子も盛り上がります」と挨拶した。 [nextpage] ▼第3試合 79kg契約 5分2R×クアト驎(パラエストラ小岩)※デビュー戦[2R 3分56秒 リアネイキドチョーク]〇浩徳(マスタージャパン東京) ※デビュー戦  1R、サウスポー構えの宮口に、麟は四つからテイクダウン。草刈から立ち上がる宮口。四つに組んで小外がけテイクダウン狙うが、ロープ背に麟はヒザ。右で差して投げた宮口! ヴォンフルーチョーク狙いから肩固めに移行、内側を向く麟は右で差す。ブレーク。麟が左右で前進してゴング。  2R、オーソから左右ミドルを打つ麟は詰めて四つに。宮口は強引な捨て身で下になるが、すぐに立ち上がり、四つから大内刈テイクダウン。ハーフから右で脇差し、左にパス。背中を着かせた宮口はマウントからパウンド、リアネイキドチョークを極めた。 [nextpage] ▼第2試合 フライ級 5分2R〇佐々木駿友(T・GRIP TOKYO)判定3-0] ※20-18×3×森田興希(パラエストラ松戸)  1R、ともにオーソドックス構え。先に組む佐々木は右フック! 森田は右カーフを当てて詰めて肩パンチ。左ローを当てるが、佐々木がシングルレッグテイクダウン。下からも打つ森田に、佐々木も体を離しパウンドで飛び込む。  2Rもシングルレッグテイクダウンは佐々木。セコンドの大塚の声の近くで背後から左足をかけにいく。正対する森田は離れて右カーフ。さらに左を伸ばすが、そこにカウンターのダブルレッグテイクダウンは佐々木! バック奪い4の字でチョーク狙いも森田も首はディフェンス。  判定は3-0(20-18×3)で佐々木が勝利した。 [nextpage] ▼第1試合 ライト級 5分2R〇マサト(AACC)[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×モリシマン(STYLE PLUS GYM)  1R、サウスポー構えの井口はモリシマンにボディロックテイクダウン! シングルバックで背後からパウンド。リアネイキドチョークも凌ぐモリシマン。  2R、ジャブ&ローのモリシマンに、オーソにスイッチして右ローは井口。サウスポーに戻して、蹴りの打ち終わりにダブルレッグテイクダウン! クローズドガードのモリシマンは腕十字仕掛けるもかわす井口。  判定は3-0でニアフィニッシュを奪った井口が勝利。 [nextpage] ▼オープニングファイト 63kg契約 5分2R〇青井太一(心技館) ※デビュー戦[判定3-0] ※20-18×3×太田慎太郎(RISING SUN) ※デビュー戦
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