メインで争われるスーパーフライ級タイトルマッチ、王者・大﨑(左)にDoAトーナメント王者・風音が挑戦する
2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の前日計量&記者会見が、14日(金)都内にて13:00より行われた。
メインイベントのRISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者・大﨑一貴(OISHI GYM)と挑戦者・風音(TEAM TEPPEN/同級1位)は共に52.95kgで計量をパス。
続いて行われたタイトルマッチ調印式で、伊藤隆RISE代表は「この2人が53kgの国内ツートップだと思っています。勝者は53kgナンバーワンだと断言してもいい。その意気込みを持って両者戦うと思うので期待していただきたい」と、この試合が国内53kg級の最強決定戦だと位置づけた。
すでにゾーンに入っている様子の風音は「明日はこれまでやってきたことの違いをハッキリ見せて、ベルトを奪い取ってやろうと思っています」と、那須川天心やK-1の黒田斗真らとの戦いを経て修羅場を潜ってきた数が違うと言い放つ。
迎え撃つ大﨑は「明日は防衛戦ということも考えず、風音選手に勝つことだけを目標にこれまでしっかり練習してきたので、それを見せつけて風音選手の今の地位や実績を僕が勝って奪い取ってやろうと思っています」と、こちらも王者でありながら風音の全てを奪うと挑戦者のつもりで行くと宣言した。
今大会のテーマである一騎打ち=タイマンについては、風音は「そんなに深くは考えていないですが、大崎選手を倒すだけです。目の前の相手をただ倒すだけ」、大﨑も「勝って相手の全てを奪い取ってやるだけです」とした。
今回の試合はタイトルマッチのため3分5R無制限延長Rで行われる。そのことについて風音は「倒す気でいますよ。どんなラウンドになろうが無制限なので、長引こうが勝ちをもぎ取りに行く」と何ラウンドになっても倒しに行くとする。それに対して大﨑は「僕は早めに倒したいと思っています。5Rあるのでしっかり隙を突いて狙えるところで狙って行きたい」と早いラウンドで倒したいという。
お互いのことを「メインを盛り上げるには最高の相手だと感じた」(風音)、「気合いの入った表情をしていた」(大﨑)と評した2人。風音は「普通なら後楽園でタイトルマッチやりますが、大きい舞台でやらせてもらえる意味を分かっているつもりなので、そこはその仕事をしたい。しっかり盛り上げてしっかり締めます」、大﨑は「大きい会場のメインなので、圧倒的な差を見せつけて最後を締めくくりたい。よくあるようなどっちが勝ったんだって判定の試合にならないように、圧倒的な差で勝ちます」と、口をそろえてメインにふさわしい試合をすると気合い十分。
風音は「僕が笑って手を上げているところしか想像していない。それだけを考えてこの数カ月間を過ごしてきました。それしかない」、大﨑も「勝つことしか考えていないので、僕が立ってベルトを巻いているところしか想像していないです」と、両者とも自分が勝つと信じきっていた。