3月の皇治戦以来となるRIZIN参戦が決まった梅野。本人待望のヒジありルールとなりそうだ(C)RIZIN
2022年10月23日(日)マリンメッセ福岡『RIZIN.39』の追加対戦カードとして、梅野源治(PHOENIX)vs.トレント・ガーダム(オーストラリア)が決定した。
梅野は2016年12月のKNOCK OUT旗揚げ戦から出場し、那須川天心との2枚看板で活躍。2017年9月からは現在のKNOCK OUTと統合されたREBELSに戻り(REBELSには若手時代から出場し、ラジャ王座を奪取したのもREBELSのリングだった)、その後はRISEやRIZINに出場していた。7月の『KNOCK OUT』では大谷翔司を3R2分57秒、ヒジ打ちによるTKOに破っている。
ガーダムはMMAとムエタイの二刀流ファイター。タイのタイガーームエタイジムで研鑽を積み、2016年3月にオーストラリアでプロデビュー。2018年11月には初来日を果たし、「SHOOTBOXINGS-cup65kg世界TOURNAMENT2018」に出場したが1回戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者の健太と対戦し、健闘するも判定で敗れた。2018年8月からはRIZINに参戦。ビクター・ヘンリー、井上直樹に敗れるもいずれも健闘している。2022年8月、タイの『ラジャダムナンスタジアム・ワールドシリーズ』に参戦したが、ピンペット・バンチャメークに判定で敗れた。
試合はRIZINキックボクシングルール、61.0kg契約とだけ発表されており、梅野は自身のSNSで「安心しろ この試合は肘ありルール RIZINムエタイ 正式スタート #爆梅 #やばいだろ」とコメントしている。
『ラジャダムナンスタジアム・ワールドシリーズ』での試合では蹴りではなく左右フックを主体にどんどん前へ出て、ピンペットのミドルキックに右ストレートを合わせに行ったガーダム。思い切り振り抜く右フックは要注意だ。梅野はミドルでガータムの突進を止め、ヒジで打ち抜くことが出来るか。