2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の前日計量が、10日(土)都内にて13:00より行われた。計量は全選手が一発でパスした。
第16試合の-56kg契約3分3R延長1Rで対戦する、玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)は56.0kg、コンペット・シットサラワットスア(タイ)は55.8kgで計量をパス。
今回が初来日となるコンペットはルンピニースタジアムのフライ級&バンタム級2階級制覇を始め、ムエタイ6冠を達成した実力者。「今回K-1という大きなリングに上がれて、とても名誉だし嬉しく思っている。日本のファンの印象に残る試合をしたい」と挨拶する。
迎え撃つ玖村は「明日は横浜アリーナでタイの強豪選手と試合が出来るのを楽しみにしています。vs.世界へ向けて明日は最強になるために圧倒的に勝とうと思います。明日はいろいろな人が見てくれると思いますが、一人一人いろいろな想いを持って楽しみにしているので一人でも多くの人のパワーになれるように面白い試合をして盛り上げます」と、次期エース候補の自覚が感じられるようなコメント。
玖村は「圧倒的に勝つと言いましたが、今回のテーマはK-1 NEXTもありますし、vs.世界もあるので圧倒的に勝たないといけないと思っています。圧倒的に勝って最強の王者になることが自分の目標。タイトルマッチにつなげるための試合になると思っています」と、次世代エースのK-1 NEXT、vs.世界、タイトル挑戦と3つのテーマを掲げ、そのために圧倒的に勝ちたいとする。
対するコンペットは「今回自分は初参戦で、その中でムエタイの技を楽しんでもらえればと思う。キック、パンチ、全ての技を使って戦って、日本人の皆さんに感動してもらいたい」とのメッセージ。
玖村については「玖村は非常に強い選手の一人だと思っている。パンチのコンビネーション、その他を含めていろいろな技を出せる選手だから、今までいい勝ち方をしてきたんだろう。これまで自分が対戦してきた相手と比較しても、スピードの面ではもしかしたら一番かもしれないと感じている」と、22歳の若さで99戦を行ってきた男は、玖村のテクニックとスピードを高く評価した。