ヒロキング(左)のおでん屋に亀田興毅と共に訪れた皇治(C)皇治チャンネル
皇治(TEAM ONE)が2022年8月14日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場にて、「ABEMAスペシャルマッチ」としてエキシビションマッチで対戦した4回戦ボクサーのヒロキング(KWORLD3ボクシングジム)に会いに行く動画を自身のYouTubeチャンネルにて公開した。
(C)3150FIGHT
両者は会見で舌戦を展開し、皇治がヒロキングに水をかけるなど因縁がエスカレート。エキシビションマッチではヒロキングがダンスを踊ったり、バッティングを仕掛けたりなどし、批判が集まって炎上騒ぎとなっていた。
皇治は3150FIGHTの亀田興毅ファウンダーと共に、ヒロキングが経営するおでん屋にアポなし突撃。ヒロキング自慢のおでんに舌鼓を打ちながら戦いを振り返った。
(C)3150FIGHT
批判を受けたヒロキングに対し、皇治は「いろいろなものを背負いすぎたと思うんですね。気負いすぎて。やっぱり魅せなあかんじゃないですか。で、その魅せる方面を間違えちゃってああなっただけやから。俺は全然気にせずに、これで分かったと思うから、次の試合をバリバリ期待しますけれどね。だって俺は50戦して、めちゃくちゃ下手打ったりして、やっとまだまだハンパですけれどやっとこうなったんやから。(ヒロキングは)まだ2戦ですよ。世間は分からへんからごちゃごちゃ言うけれど、だいぶ頑張ったと思う」と、ヒロキングは盛り上げるために精一杯やったと擁護。
(C)3150FIGHT
ヒロキングも「ええ経験になりました。楽しかったです。まず会場がボクシングの試合じゃなかったです。ええ感じにテンション上がりました」と、皇治との異世界対決がいい経験になったと振り返る。
皇治は「これだけは言える。日本一有名な4回戦ボクサーになったと思う。だからこっからやと思うね。こっからヒロキングがぽしゃっていったらやっぱりアイツはああいうことするだけのヤツやったんやなってなるし、ここから上がって行って違う盛り上げ方したらアイツはやっぱりすげぇなってなるから。4回戦の時からいろいろなもんを背負ってさ。ええ気はせんやん、あんないろいろ言われてさ。だってヒロキングは必死に練習して俺を倒す気であのリングを盛り上げたいためだけに戦ったと思うから、それがいろいろな空回りでああなっただけでさ。悪いことは悪いってちゃんと認めて、俺は盛り上げて欲しい」と、ここからが本当の勝負だとし、ヒロキングも「そんなに言ってもらえて嬉しいです」と頭を下げる。
(C)3150FIGHT
「今度2人でバッティングセンターに行こう」とのジョークを交えつつ、皇治は「戦った相手とメシを食うなんて初めて」だという。
会見でヒロキングに水をかけたのは「あれはマジで、コイツちょっとふざけてるなと。コイツちょっとやったろと思って」と本当にムカついていたとしたが、「俺のコンセプトが一個あって、いつも会見で思っていることは対戦相手は超イライラして、周りの見ている人は笑ってしまう。笑いっていうのは絶対に大事輩、それはそういうのをコンセプトにしてて。基本的に俺が思っていることはめちゃくちゃしょうもないこと。よく考えたら気にしなくていいことを俺は言ってる。でも周りがちょっと面白がるから、本人はイラついてしまう」と、皇治が会見を盛り上げる手段を初めて明かした。
(C)3150FIGHT
「俺の対戦相手は全員ガチガチになるんですよ。武尊とか天心に勝てなかったですけれど、武尊と天心がキャリアやってきた中で、多分俺との試合が一番スタイルが違うと思うんですよ。イライラして振り回して。天心なんかも“ナメんな”って来てたでしょう。俺は実力不足で勝てなかったけれど、あの時点で俺は乱している気であって、俺はそこから対戦が始まっていると思っている。その元祖が興毅さんやなって思っていて」と、会見から試合は始まっていると説明した。
皇治は「乱闘だけの会見はおもんない」と、会見を盛り上げるポリシーを語った。
そしてヒロキングは「気持ちが出すぎてスポーツマンとして行き過ぎたことをしてしまったこともあったので、こういう風に言ってくれるのは光栄やなって思って。しっかり僕も反省するところは反省して、次の試合しっかり勝って3150FIGHT出て盛り上げられるようにまた頑張ります」と、気持ちを新たに頑張って行くと皇治と約束した。