【Krush】初黒星からの再起戦となる稲垣澪に岡嶋形徒が非情な宣告「最悪の2連敗を教えてあげます」

　2022年8月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush.140』の前日計量＆記者会見が、26日（金）都内にて13：00より行われた。 　セミファイナル（第8試合）のKrushフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、岡嶋形徒（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）と稲垣澪（K-1ジム大宮チームレオン）は共に57.45kgでパス。 　続いての会見で稲垣は「しっかり準備してコンディションもいい状態に仕上げられたと思っています」、岡嶋は「しっかり仕上がったので明日はバッチリ決めたいと思います」と、共に仕上がりの良さをアピール。 　計量で向かい合った印象を聞かれると稲垣は「明日に向けて一段と気合いが入りました」、岡嶋も「めちゃ気合い入っているなと思いました。あと思ったより身長が高かったです」と答える。 　2人はABEMAの企画『格闘代理戦争』の卒業生同士で、それぞれのシーズンにおける優勝チームの大将同士でもある。そのことについて稲垣は「それは初めて聞く情報でした。知ったからには自分たちの代理戦争の方が良かったと思ってもらえる試合をしたい。勝つひとつの目標になりました」とさらに気合いが入ったとしたが、それに対して岡嶋は「代理戦争は関係なく岡嶋形徒という試合を見せたい。試合を盛りあげます」とした。 　同じフェザー級では8月11日のK-1福岡大会で、K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗が「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。その感想を求められると、稲垣は「K-1王者の軍司選手強いなっていうのが第一の印象でした。そこに自分も入っていきたいと思っているので、この一戦にしっかり勝ってそこに食い込みたいと思っています」、岡嶋は「レベルの高いトーナメントを見せられたので気合いが入りました。こんなところで負けていたらトップには絶対になれないので、しっかり見せます」と、それぞれ刺激を受けたようだ。 　前回の試合でプロ初黒星を喫した稲垣は「2連敗したらヤバいなって気持ちが凄くある。そのぶん気合いも入っていますし、前回の反省点をしっかり活かして今回勝てるようなコンディション・仕上がりになっているのかなと思っているので、明日見ててください」ときっぱり。その再起戦に臨むにあたって「今までは負けたらヤバいみたいなところもあったので、そこがなくなって対戦相手にしっかり意識を持って、練習や全てのことが出来たんじゃないかなと思っています」と気負いがなくなって練習が出来たとした。 　しかし、それを聞いた岡嶋は「最悪の2連敗を教えてあげます」と言い放つ。 　最後に稲垣は「しっかり準備してこれたので、明日は素晴らしい形で勝ってもっと大きな舞台に出て階段を一歩上げられたらと思っています」とK-1への階段にしたいと意気込み。 　岡嶋は「明日はセミがメインより凄かったという試合をします。解説に野杁さんが入るので、ボロカス言うからねと言われたので絶対に言わせないようにしっかり倒したいと思います」と意気込み、前回の会見では言い忘れたという「結局、俺が一番強いんで」と決めセリフで締めくくった。