(C)PANCRASE
2022年9月11日(日)の「PANCRASE 329」立川ステージガーデン大会の追加カードが発表された。
第7代王者・久米鷹介(ALIVE)が怪我により、年内の防衛戦が不透明になったため、2位の松本光史(M PLATIC)と、松本に直近で勝利しているアキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh)との間で「ライト級暫定王者決定戦」が行われる。
▼ライト級暫定王者決定戦 5分5R
松本光史(M PLATIC)23勝10敗2分・2位
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh)17勝10敗3分
第12代修斗世界ライト級王者の松本は“打投極の権化”。2019年10月の「ONE Championship」修斗vs.PANCRASEの対抗戦で、修斗王者としてPANCRASE王者の久米鷹介に判定負け。
久米を追って2020年10月にPANCRASE参戦を果たし、初戦で上迫博仁を判定3-0で撃破したが、2021年5月にライト級に復帰したアキラに、3R TKO負け。王座戦線から一歩後退した。しかし、2021年12月大会で松岡嵩志に1R 76秒、カウンターの左を効かせての右フックでKO勝ち。再起を飾ると、2022年3月に4連勝中だった葛西和希もスプリット判定で下し、ランカー相手に2連勝をマークしている。
対するアキラは、PANCRASEで田村一聖、松本光史をTKOに下し、RIZINでも阿部大治にノースサウスチョークで一本勝ち、鈴木琢仁に判定勝ちで4連勝をマーク。しかし、2022年3月の前戦では、RIZINでDEEP王者の大原樹理にスプリット判定で敗れており、今回が再起戦となる。
どちらが暫定王者になっても、その先に正規王者・久米や、同じ大会で戦う、雑賀ヤン坊達也vs.松岡嵩志の勝者が待つ茨の道を進むことになる。暫定のベルトを巻くのは松本かアキラか。