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女子ムエタイ世界四冠王・伊藤紗弥がタイに主戦場を移し、ムエタイで新たな頂点を目指す

2022/07/05 12:07
 女子ムエタイ世界四冠王の伊藤紗弥(尚武会)が、今後はムエタイの本場タイに主戦場を移し、ムエタイで新たな頂点を目指すことを所属ジムが発表した。  伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得。2012年12月には中学2年生にしてタイでWPMF女子世界ピン級暫定王者を獲得。2014年4月に国内で正式にプロデビューを果たすと、国内外の強敵を相手に快進撃を続けWPMF・WMC・WBCムエタイと女子世界王座の三冠を制覇。2020年2月の『RISE』初参戦ではAyakaに生涯初のダウン&KO負けを喫してしまったが、2021年4月の『ムエローク』ではムエタイルールでAyakaにリベンジ成功。BOM女子ピン級初代王座も獲得した。  7月には『BOM』で初のオープンフィンガーグローブマッチに挑み、女子二冠王MIREYに勝利するも、9月に2度目のRISE参戦でRISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪に延長戦の末に判定2-0で惜敗した。11月には初めての48kg以上での試合でRINAに判定勝ち、BOMピン級王座(-45.53kg)に続いてのBOM2階級制覇(他のタイトルを含めればピン級、ミニフライ級に続いての3階級制覇)を達成。今年5月には本場タイから招いたナムワンを破り、IPCC(インターナショナル・プロフェッショナル・コンバット・カウンシル)世界女子アトム級タイトルを奪取して世界四冠王となった。  所属ジムによれば、まず7月31日にタイで『ムエタイスーパーチャンプ』に出場。ペッチュンペ・ハイランドジム(タイ)との対戦が決まっているという。タイでも多くの試合経験を積んでいる伊藤が、タイの女子ムエタイ界に旋風を巻き起こすか。
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