MMA
レポート

【GLADIATOR】原口央が中川皓貴にスプリット判定勝ち。天草に一本勝ちの島村裕が原口の王座挑戦をアピール、PROGRESSは河名マストが森戸新士にポイント勝ち

2022/07/04 20:07
 2022年6月26日(日)大阪府豊中市の176BOXにて、「BODYMAKER presents GLADIATOR 018 in OSAKA」が開催された。  メインイベントのフェザー級(5分2R)では、原口央(BRAVE/第3代GLADIATORフェザー級王者)と中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)が対戦。  原口兄弟の兄・央は、2021年9月の「GLADIATOR015」でMIKEを2R TKOに降し、GLADIATORフェザー級王者となった。その2カ月後の「VTJ 2021」では宇野薫にも判定勝ち。2022年5月に「RIZIN LANDMARK Vol.3」に参戦し、関鉄矢に判定負けを喫している。  対する中川は、2020年12月のTTFで狩野優に判定勝ちで4連勝をマークも、2021年6月のPANCRASEで遠藤来生(7.18 PANCRASEでRyoと対戦)に判定負け、2022年1月には「GLADIATOR 016」で冨田翔市にも判定負けで2連敗。しかし、2月の「RIZIN TRIGGER 2nd」で小島勝志に判定で競り勝ち、再起を遂げた。  試合は、1R、サウスポー構えの原口に右を狙う中川。原口がシングルレッグを肩口までリフトしてテイクダウンを奪う。  2Rもダブルレッグからシングルレッグでテイクダウン。上体を立てる中川に背中を着かせるが、中川もスイープ。スプリット判定の末に原口が勝利した。  セミファイナルは63.5kg契約(5分2R9で、竹本啓哉(ALIVE)が笹晋久(パラエストラ柏)にスプリット判定で勝利。  フェザー級(5分2R)では、島村裕(宇留野道場)が天草ストロンガー四郎(チームソフトコンタクト)を1R、払い腰で投げてマウント&パウンド。最後は腕十字で極め、原口央が持つベルトへの挑戦をアピールしている。  また、注目のPROGRESSフォークスタイルグラップリング・72kg以下契約試合(5分2R)では、河名マスト(ロータス世田谷)と森戸新士(藤田柔術)が対戦。  グレコローマンレスリングベースの河名のタイトな組み手、柔術家・森戸は引き込んで2Pを献上も、下から三角絞め、腕十字狙い。  それを防ぐ河名に森戸はシッティングガードから足を手繰りテイクダウン、バック狙い。立って離れた河名。森戸は1Pを奪うが、試合終了。ポイント2-1で河名が勝利し た。 [nextpage] BODYMAKER presents GLADIATOR 018 in OSAKA 試合結果 ▼メインイベント 第14試合 フェザー級 5分2R ○原口 央(BRAVE/第3代GLADIATORフェザー級王者)[判定2-1]×中川皓貴(総合格闘技道場Reliable) ▼セミファイナル 第13試合 63.5kg契約 5分2R○竹本啓哉(ALIVE)[判定2-1]×笹 晋久(パラエストラ柏) ▼第12試合 PROGRESS フォークスタイルグラップリング 72kg以下契約 5分2R○河名マスト(ロータス世田谷)[ポイント2-1]×森戸新士(藤田柔術) ▼第11試合 PROGRESS コンバット柔術 10分1R(61.2㎏以下契約)○江木伸成(藤田柔術)[1R 7分48秒 ヒールフック]×松本一郎(NR柔術) ▼第10試合 フェザー級 5分2R○島村 裕(宇留野道場)[1R 4分18秒 腕十字]×天草ストロンガー四郎(チームソフトコンタクト) ▼第9試合 フェザー級 5分2R〇TATUMI(NEX-SPORTS)[判定3-0]×左海清之(総合格闘技道場Reliable) ▼第8試合 バンタム級 5分2R○ゆうと(OSC/第2代WARDOGバンタム級王者)[1R 2分28秒 三角絞め]丸山幹太(MIBURO) ▼第7試合 フライ級 5分2R○御代川敏志(パラエストラ柏)[1R 3分53秒 リアネイキドチョーク]×坪内一将(総合格闘技道場コブラ会) ▼第6試合 ライト級 5分2R○八木敬志(猛者連本部/第2代WARDOGウェルター級王者)[1R 3分38秒 リアネイキドチョーク]×中園優太(Martial ArtsFighter Team侍) ▼第5試合 バンタム級 5分2R○フェルナンド(SMOKER GYM/PITBULL BROTHERS)[2R 2分44秒 腕十字]×秋田良隆(KING GYM KOBE) ▼第4試合 ウェルター級 5分2R○森井 翼(パラエストラ天満)[判定3-0]×成田佑希(青森TEAM ZEKE) ▼第3試合 フェザー級 5分2R○桑本征希(SMOKER GYM)[2R 3分55秒 リアネイキドチョーク]×一輝(brotherfoot TeamKZT) ▼第2試合 フライ級 5分2R○秋元強真(パラエストラ柏)[判定3-0]×宮川日向(SMOKER GYM) ▼第1試合 ライト級 5分2R○前田啓伍(パラエストラ千葉)[1R 1分19秒 KO] ※スタンディングパンチ×後藤丈季(京都 政拳会)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント