2022年7月3日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『Shimizu presents BOM 36』の第12試合にて、BOMスーパーフェザー級(58.97kg)王者決定戦3分5Rをボム・ピンサヤーム(タイ/BOMスポーツジム大分)と争う梅沢武彦(東京町田金子ジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
元ルンピニースタジアム認定バンタム&スーパーバンタム級王者で“ムエタイの生ける伝説”ピンサヤームと対戦する梅沢は、ホームリングのNJKFだけでなくBOM常連選手として活躍し、昨年7月にはWMCインターコンチネンタル スーパーフェザー級(58.97kg)王者決定戦で堀口貴博に勝利しベルトを獲得すると、今年3月には虎二の挑戦を退け初防衛に成功した。前戦となった5月のNJKFでは、それまで保持していたNJKFスーパーフェザー級王座をHIRO YAMATOに僅差で敗れて失ったが、再び訪れたタイトル獲得のチャンスに向け燃えている。
――BOMスーパーフェザー級(58.97kg)王者決定戦が決まりました。
「BOMのタイトルが以前から欲しかったので今回チャンスをいただけて嬉しいのですが、相手がピンサヤームと聞いて、遂に来たかと。強い選手に勝って獲ったベルトの方が自分にとっても価値のあるものです。初のタイ人との対戦なので、相手に合わせてムエタイのリズムで戦うと太刀打ちできません。どこまでできるかは分かりませんが自分のスタイルをぶつけられるように練習で強化しています」
――ご自身のスタイルを説明していただけますか。
「僕は蹴りが得意なので出しながらパンチも出して、色々とできるスタイルだと思います。ピンサヤームは蹴りが強いですが、蹴り勝つことで突破口は見えてくると思います」
――5月のNJKFスーパーフェザー級タイトルマッチではHIRO YAMATO選手との接戦の末に負けてしまいました。あの試合をどのように受け止めてますか?
「守りに入ってしまい、ベルトを獲りたいという気持ちがHIRO選手の方が強かったのかなと。負けてベルトを失い、まだ悔しい気持ちが残っているので、その思いを今回の試合にぶつけたいと思います。今までの自分を振り返ると、負けた後の試合は強くなっているので、今回も強い自分が見せられるので気合いが入ってます」
――今回BOMのタイトルを獲って、次に見据えているものはありますか?
「次のことはまだ考えていませんが、今は目の前の一戦に集中しています」
――BOMのベルトを獲れば4本目となりますよね。ベルトへのこだわりはありますか?
「そうですね。チャンピオンになって、ベルトを獲るのは小さい頃の憧れだったので、何本でもベルトは欲しいですね。BOMのベルトは他の階級だと梅野源治選手、石井一成選手と凄い選手ばかり獲っていて、今回獲れば僕も名を連ねることになるので光栄なことです。僕の試合の前には、同じジムのTAKAYOSHIさんもタイトルの懸かった試合に出ます。二人揃ってベルトを獲って町田金子ジムの強さをアピールしたいと思います」
――ファンにメッセージをお願いします。
「熱い試合をするので応援よろしくお願いします」