【K-1】“戦う岡田結実”パヤーフォン「長い間K-1のベルトを守りたい」今後は日本の大学に留学するプランも

　2022年6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ～RING OF VENUS～』の一夜明け会見が、26日（日）都内にて行われた。 「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」で菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）とMIO（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）を破り、初代王座に就いたパヤーフォン・アユタヤファイトジム（タイ/Ayothaya Fight Gym）が会見に出席。前夜の試合を振り返った。 「今回こうしてタイにベルトを持ち帰ることできて凄く嬉しいです」と笑顔を輝かせる19歳のパヤーフォン。会見には浴衣姿で出席し、「私は日本が大好きなので伝統の着物を着てきました」と親日家ぶりを発揮した。 　タイの関係者たちも「喜んでくれて成功したことを自分のことのように喜んでくれました」という。 　顏に目立った傷もなく元気そうだったが「多少ダメージは残っています」と言い、「2人とも強かったです」と振り返る。「K-1の試合の中で蹴りを出せたのが良かった」とムエタイの技術を見せられたことを喜ぶ。「私としてはK-1ルールを完全に理解しました。調整が出来ているので今後さらにいい戦い方が出来ると思っています」と、K-1ルールや戦い方にアジャスト出来ていることも勝因にあげる。 「今後も機会があれば日本で試合をしていきたい。日本で学ぶチャンスあればやっていきたいと思っています」と意欲を見せ、「できるかぎり長い間ベルトを守っていきたい。チャンピオンの座を防衛していくためにはさらにハードに練習しないといけないし、身体も強くして行かないといけないと思っています。もし体重が増えてもこの体重に戻せるし、自分に合っていると思うのでこの階級で長い間王者でいたいですね」と、長期政権を築きたいとした。 　優勝した嬉しさから「昨日はベルトを巻いたまま祝勝会のレストランまで行きました。寝る時は抱きしめて寝ました」とおちゃめな一面も。 　今後については「実は、今はタイの国立大学に通っていますが日本の大学でも勉強したいと思っています」と日本に留学する意向だという。「タイからわざわざ渡航する時間が無くなることによってコンディションも良くなるし、移動の疲労もなくなると思います。本当は高校を卒業した時点で日本に来たいと思っていました。もし今年中でも出来るだけ早い段階で日本に来れたらと思います」と、留学して日本の大学に通い、試合をしていきたいと語った。 　また、タレントの岡田結実に似ていることが話題となっていると聞かされると、「その方は知らないんですがそう言われるのは嬉しいです。ありがとうございます」と言い、実際に岡田の写真を見せられると「自分でも似ていると思います」と笑った。