米国デビュー戦を行ったRENAだったが、リンジーのチョークに敗れた
2019年6月14日(金・現地時間/日本時間15日)米国ニューヨーク州マジソンスクエアガーデンで開催された『Bellator 222』にシュートボクシング女子世界フライ級王者RENA(シーザージム)が参戦。
初のケージマッチ。リンジー・ヴァンザント(アメリカ)に打撃でプレッシャーをかけていったRENAだが、テイクダウンを奪われて寝技に持ち込まれ、最後はリアネイキドチョーク(チョークスリーパー)で失神に追い込まれて敗れた。1R4分04秒だった。
しかし、RENAと2度対戦しているライバルの浅倉カンナは「いつも日本のトップで戦ってるRENAさんはかっこいい」と、RENAの米国挑戦をSNSにて称えた。
長年の夢だったアメリカの舞台に立ったRENA。これで終わりなのか、それとも始まりか
RENAのセコンドにも就いたRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加は「RENA、負けました。試合までの頑張ってる姿も見てきたし、本人も色々なプレッシャーと闘ってきたと思う。負けたのは悔しいけど、RENAにしかできないことをやったと思います。みなさん、沢山の応援本当にありがとうございました」と、同じくSNSでRENAの挑戦を称える。
そして、日本の女子総合格闘技のレジェンドであり、RIZINの解説も務める藤井惠は「彼女が総合を始めてからこの舞台に立つまであっという間だった気がする。駆け抜けてる。アメリカのこの舞台で闘う事って本当に夢だし、誰でもが出来る事じゃないから。やり続けてたから今日がある。想いは叶える事が出来ると、RENAを激励するメッセージ。
その後もSNSにて「総合を始めた時アメリカで闘って世界で一番になりたいって思ったんですよね。ここで勝ちたい、ここで認められたいって」と自信の夢を思い出したとし、「クソっ今に見てろよって思いながらやってた時の方が多かった。反骨心ほど力になるものはない」「だから一休みしてまたクソ力出していって欲しいな」「選手にはそれぞれ想いがありますから、もちろん応援する側にも想い入れはあります。でも私達周りは見守ってあげていたいですよね」と連投した。
試合後、RENAは自身のSNSに「すみません。また同じ負け方しました」と、2017年大晦日『RIZIN』での浅倉カンナ戦と酷似した負け方をしたことをファンに謝り、「やっぱり私MMA向いてないわ。悲しませてごめんなさい…」と自信を喪失したような投稿をしており、今後の動向が気になるところだ。
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