2022年7月10日(日)富山・クロスランドおやべ メインアリーナ『LETHWEI×UNBEATABLE 北陸大会』の追加対戦カードが発表された。
キックボクシングルール(ヒジなし)63kg契約3分3Rで、チャナペット(GTジム)と廣野孝文(KINGLEO・富山)が対戦。
ラウェイルールでもアンビータブルルールでもなく、キックボクシングルールの試合が今大会では行われる。チャナペットは元ルンピニースタジアム認定フライ級5位で、120勝(15KO)65敗5分の戦績を持つ41歳。「日本人と初めて試合をします。必ず勝ちます」と日本人選手と戦うのは初めてだという。廣野は富山県氷見市出身で、2019年6月にプロデビュー。戦績は2敗1分。試合へ向けて「しっかり勝って早く夜遊びしたい。モテてしゃーない」と皇治ばりのコメント。
オープンフィンガーグローブ着用で頭突きもありのアンビータブルルール5分2Rインターバル2分無差別級では、半田勝也(猛者連八幡支部)と安ジェス(LIONGYM)が対戦。
半田は突破無差別キックルール王者、突破無差別級突破ルール王者、益荒男無差別級王者、宴無差別級王者と地下格闘技で4本のベルトを巻いた。アンビータブルルールにも挑戦して敗れており、今回初勝利を狙う。安ジェスはフィリピン出身で2021年11月にプロデビュー。RISEやDEEP☆KICKに出場しているほか、MMAで3勝(2KO)1無効試合、グラップリングで1分の戦績を持ち、3月の大阪大会ではラウェイルールに挑戦してノーコンテストとなっている。
アンビータブルルール70kg契約5分2Rでは、笠島竜二(GTジム・金沢出身)と新家翔(猛者連)が対戦。笠島は空手で100戦以上、キックボクシングでは5勝7敗の戦績を持つ。「地元開催の試合、家族、友人も応援に来るので勝って良いところを見せます」と意気込んでいる。
アンビータブルルール61kg契約5分2Rでは、RYUYA(KICK-DIET吉野町)とタッキー(和術慧舟會SPO富山支部)が対戦。RYUYAは今回がプロデビュー戦で「気合十分です。大会で一番面白い試合をします。押忍」とコメント。タッキーはアマチュアキック1勝で、朝倉未来発案の『Breaking Down』出場経験も持つ。「RYUYA選手、最高な状態できてください。一番盛り上がる試合をしましょう! KOしてやるよ」と挑発的だ。
アンビータブルルール74kg契約5分2Rで、モリシマン(styleプラスジム)と中村アレクサンダー(フリー)が対戦。モリシマンはZST、GRANDSLAMなどに出場しているMMAファイターで戦績は6勝8敗1分。「人生はチャレンジなので思いっきりやります! よろしくお願いします」とコメント。中村はMMAで1勝、タイヤファイトにも出場している。「はじめまして中村アレクサンダーです。今までキャリアは短いですがヘビー級選手と闘ってきました。コロナ禍で練習相手を探すのが大変で30キロ減量しこの度よりミドル級で闘わせて頂きます。モリシマン選手には悪いけど踏み台になってもらう! ビッシビシいくからな!!押忍!」と意気込む。
アンビータブルルール70kg契約5分2Rで対戦する大和(BLOW GYM)はMMA戦績5勝9敗、羅民(ラミン)(KICK-DIET吉野町)はアマチュアキックボクシングで4勝3敗で「富山に殺しに行きます」と物騒なコメントを寄せている。
キックボクシングルール(ヒジなし)63㎏契約3分3Rで対戦する高尾瑛直(Team AXES・富山)はMMAで1無効試合。「前回判定で負けた分を今回のKO勝ちで清算します」とKO勝ちを目指す。平綿由政(KICK-DIET吉野町)はアマチュアキック5勝5敗。「平綿君、自分と殴り合いできます? 逃げずに前に出てこいよ。絶対ぶっ倒すので覚悟してください」と相手にメッセージを送っている。
また今大会では、エキシビション2分2Rで昇也(士魂村上塾)vs.稲積佐門(KINGLEO)が行われる。第4代Bigbangスーパーライト級王者で、Krushでも活躍する昇也は「石川県出身の昇也です。この度は、北陸大会に声をかけて頂き、参加できる事が素直にめちゃくちゃ嬉しいです。エキシビジョンマッチですが北陸、石川県出身としてしっかり興行を盛り上げるので期待してほしいです。押忍」と地元凱旋を喜ぶコメント。
一方の稲積は、なんと富山県氷見市議会議員。地元で行われるこの格闘技イベントを盛り上げるべく「今回はエキシビションマッチという形ですが多くの方々の前で試合させていただき光栄に思います。1人でも多くの方に会場に足を運んでもらい格闘技を通して富山県が少しでも盛り上がっていただければと思います」と意気込みを語っている。