【DEEP】フライ級GPへ、駒杵崇大がTAKERに1R 一本勝ち、加藤瑠偉が96秒TKO勝ち。熊谷麻理奈がゆりなに競り勝つ＝3rd ROUND

DEEP TOKYO IMPACT 2022 3rd ROUND 2022年5月29日（日）12時～東京・新宿FACESPWN・ニコニコ生放送にてLIVE配信 ▼第13試合 DEEPフライ級 5分2R〇駒杵崇大（FIGHT BASE 都立大）57.10kg[1R 2分17秒 リアネイキドチョーク]×TARKER（ALIVE 沖縄/SHIMAZILIANS）56.80kg 　駒杵は、Fighting Nexus初代フライ級王者。東海大学柔道部出身で、佐藤将光主宰のFIGHTBASEで実力を磨いてきた。 　MMA10勝4敗で、2018年8月に現在RIZINに参戦中の竿本樹生に判定負け以降は、負け無しの6連勝をマーク。山中憲次に一本勝ち後、初代フライ級王座決定トーナメントで村田純也、橋本薫汰を撃破し優勝。Fighting Nexusのベルトを腰に巻くと、2020年8月にはGRADIATORライトフライ級王者の宮城友一にも1R 腕十字で一本勝ちしている。 　しかし、DEEP初陣となった2021年9月大会では、RIZINにも出場した杉山廣平に右ストレートでダウンを奪われ、判定負け。同年12月には本田良介にも2R 逆転のTKO負けを喫し、今回が再起戦となる。 　TAKERこと国吉貴寛は、アマチュアで12戦を経験し、6勝6敗と五分の戦績を残すと、プロMMAへ。2018年11月の修斗沖縄vol.1で若山達也に1R TKO勝利後、2019年1月の修斗沖縄vol.2での「フライ級新人王トーナメント」で宇田悠斗に一本負け。2019年12月の修斗FORCE 12で安芸柊斗にTKO勝ちすると、2020年2月のMCCS ULTIMATE GFCで黒石大資からフロントチョークで一本勝ち。三大会連続参戦となった修斗沖縄vol.3では六本木洋を1R、左ストレートからのパウンドによるKOで下している。前戦は、2021年11月のRIZIN沖縄大会。関原翔と対戦し、判定負けを喫した。 　1R、サウスポー構えから右ジャブを伸ばすTAKER。駒杵はダブルレッグテイクダウン。TAKERはギロチンチョーク狙いも首の対角にパスする駒杵に、TAKERは立ちに。その際に駒杵はバック狙い。TAKERはコーナー背に片ヒザ立ち。駒杵は左足からかけてスタンドバックから左腕を巻き、最後は右足もかけてリアネイキドチョークを極めた。 　フライ級GPも待つなか、完勝した駒杵は「DEEPに来て2連敗して期待に応えられなくて、とりあえず勝ってホッとしています。大きなことは言えませんが、自然と勝っていけばトップに立てる実力はあると思っているので、これからも応援よろしくお願いします」と淡々と語った。 [nextpage] ▼第12試合 DEEPウェルター級 5分2R-渡邉良知（SILVER BACK HOUSE）77.05kg[1R 2分01秒 ノーコンテスト] ※偶発的なアイポーク-コマネチゆうた（Y＆K MMA ACADEMY）76.65kg 　1R、オーソから左の蹴りで間合いを取るゆうた。渡邊は左ストレートを当てて前に出るが右がアイポークとなり中断。1R途中で試合が成立せずアクシデントによるノーコンテストとなった。 [nextpage] ▼第11試合 DEEPフライ級 5分2R〇加藤瑠偉 （KRAZYBEE）57.05kg[1R 1分36秒 TKO] ※左ストレート→パウンド×新垣健司（ALIVE 沖縄/SHIMAZILIANS）57.20kg 1R、新垣の組みを払い腰で投げる加藤。すぐに立ち詰める新垣にロープ背にしながらも左ストレート！ ダウンした新垣にすかさずパウンドをまとめレフェリーを呼び込んだ。 [nextpage] ▼第10試合 DEEP JEWELSバンタム級 5分2R×ゆりな（OOTA DOJO）61.10kg[判定0-3] ※18-20×3〇熊谷麻理奈（Trister Gym）61.20kg 1R、いきなり詰めたゆりなを突き離す熊谷。ゆりなは大内刈テイクダウン！ しかし熊谷は下から三角絞め！ ゆりなは中腰のまま鉄槌狙いに熊谷はヒザ裏で組んで右足を手繰る。2R、左右からヒザ蹴りを突く熊谷。押し込むゆりなは大外刈狙いも残す熊谷。ゆりなは小外刈で倒すもコーナー背に立つ熊谷は首相撲ヒザを連打！ 判定3-0で勝利した。 [nextpage] ▼第9試合 DEEPウェルター級 5分2R〇嶋田伊吹（FIGHT HOLIC）78.85kg[1R 4分38秒 腕ひしぎ三角固め]×マッスル岩倉（TEAM Aimhigh）76.60kg 1R、ともにオーソドックス構え。左右ローを突く嶋田に、岩倉は首投げテイクダウン。嶋田の腕十字狙いをかわしてインサイドガードからヒジ。しかし下の嶋田が三角絞めに極めての右腕をアームバーに極めてタ；ツプを奪った。 [nextpage] ▼第8試合 DEEP JEWELSフェザー級 5分2R×ひしぬま juicyさやか（和術慧舟會 GODS）66.10kg[判定0-3] ※18-20×3〇細谷ちーこ（ABLAZE 八王子）65.45kg 1R、左右フックのひしぬまに、細谷はまっすぐから蹴りまで繋ぎ前に。ひしぬまの組みを指し返して凌ぐ。2R、右ストレートを当てる細谷。ひしぬまもオーバーハンドを返すと、細谷の蹴りがローブローに。再開。ひしぬまの首投げからバックの取り合いを制した細谷が両足をかけてリアネイキドチョーク狙い。ひしぬまも極めさせずも細谷がバックから腕十字も狙いゴング。判定3-0で細谷が勝利した。 [nextpage] ▼第7試合 DEEPライト級 5分2R×Street★Bob洸助（LEGION TOP TEAM）70.55kg[判定0-3] ※18-19, 17-20, 18-19〇THE☆ナマハゲ（KATANA GYM）70.70kg 1R、下になり左でオーバーフックし、ラバーガードからヒジを打ち、スイープ狙うナマハゲ。正面に戻す洸助は細かい鉄槌。ラウンド終了間際にナマハゲがスイープしてゴング。2R、洸助の左右に組むナマハゲ。四つでコーナー背にするがそこに洸助はヒザ蹴りを腿に。しかしローブローを2度入れてナマハゲが悶絶。中断後、再開。洸助に減点1。 　ナマハゲは首投げテイクダウンもバックに回り、ナマハゲを下にさせる洸助。しかしナマハゲが下からスイープすると脇差し、洸助の立ち際にバックへ。リアネイキドチョークを狙いゴング。判定3-0でナマハゲが勝利。 [nextpage] ▼第6試合 DEEPフェザー級 5分2R×キヨタロウ（K-Clann）64.75kg[判定0-3] ※17-20×3〇梶本保希（パラエストラ八王子）65.80kg 1R、梶本は左のカウンターでキヨタロウに片ヒザを着かせると右を当ててダブルレッグテイクダウン。いったんサイドにパスするが足を戻したキヨタロウ。梶本は再び片足を越えて抑え込む。キヨタロウにロープ掴みで注意。2R、左から右を当ててボディロックは梶本、突き放すキヨタロウになおもシングルレッグでテイクダウン、パスしサイドを奪い鉄槌、ゴング。判定3-0で梶本が勝利。 [nextpage] ▼第5試合 DEEPライト級 5分2R〇山本颯志（トラフォース赤坂）70.70kg[2R 2分27秒 腕十字]×森 俊樹（MYD/TEAM ゆでたまご SHIMADA）70.50kg 1R、首投げ、ボディロックテイクダウンで2度テイクダウンを奪う森。筋骨隆々の山本が立つとボディロックテイクダウンから上になってゴング。2R、四つから支え釣り込み足でテイクダウンを奪う山本。上になる森に下から腕十字一閃。 [nextpage] ▼第4試合 DEEPストロー級 5分2R〇多湖力翔（ネックス）52.65kg[2R 0分35秒 ギロチンチョーク]×石井涼馬（パラエストラ柏）52.60kg 1R、多胡の右にカウンターのダブルレッグテイクダウンを2度、ボディロックテイクダウンも奪うサウスポー構えの石井。多胡は下からキムラ狙い。2Rも先にダブルレッグテイクダウンは石井も、左脇に出た頭を多胡はノーアームギロチンチョークで石井をガードの中に入れて絞めると、石井が失神。 [nextpage] ▼第3試合 DEEPライト級 5分2R×GACCHI（ALIVE 沖縄/SHIMAZILIANS）70.80kg[1R 4分43秒 TKO] ※出血によるレフェリーストップ〇井上竜旗（AACC）70.50kg 1R、サウスポー構えから左ストレート、ヒザを突く井上。GACCHIはシングルレッグも差し上げる井上はヒジ！ 鼻血が多量のGACCHIもオーソから左右を振ってシングルレッグも井上は崩れず。GACCHIがコーナーに押し込んで被弾したところでレフェリーが試合を止めた。 [nextpage] ▼第2試合 DEEPバンタム級 3分2R アマチュアSPルール〇木村琉音（K-Clann）[1R 1分37秒 腕十字]×浅井優一（MYD/TEAM ゆでたまご SHIMADA） 1R、ともにオーソドックス構え。組みの浅井に、木村はオーソから左の蹴りまで繋いで前に。その圧力に引き込み気味の浅井からマウントを奪うと、腕十字を極めた。 [nextpage] ▼第1試合 DEEP JEWELS 60kg 以下 3分2R アマチュア SP ルール〇奥富夕夏（リバーサルジム新宿 Me,We）[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×近藤世里菜（パラエストラ柏） [nextpage] 1Rに奥富がテイクダウンからマウント、パウンド。2R奥富のダブルレッグにコーナー使い立つ近藤。奥富はジャブローで前に。判定3-0で勝利。 主なDEEPフライ級ファイター 神龍 誠（13勝1敗1分1NC） 藤田大和（8勝4敗）福田龍彌（15勝7敗1分）伊藤裕樹（10勝3敗）柴田“MONKEY”有哉（17勝7敗）関原 翔（9勝3敗）越智晴雄（21勝10敗2分2NC）本田良介（8勝1敗1分）杉山廣平（11勝6敗）村元友太郎（8勝6敗2分）駒杵嵩大（10勝4敗）ビョン・ジェウン（2勝2敗）山本聖悟（4勝9敗1分）渋谷カズキ（8勝10敗1分）原 虎徹（2勝2敗）鮎田直人（9勝14敗1分1NC）風我（3勝3敗）島袋チカラ（15勝17敗6分1NC）ヒロヤ（6勝9敗1分）日比野“エビ中”純也（3勝2敗）力也（3勝6敗）加藤瑠偉（1勝4敗）松丸息吹（2勝5敗）RYOGA（1勝3敗）石神保貴（8勝8敗5分）武利侑都（1勝1敗）亮我（1勝3敗）TARKER（2勝3敗1分）新垣健司（2勝1分）