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2022年6月5日(日)サッポロ・イーワン・スタジアムにて開催されるプロ修斗公式戦。約6年ぶりの札幌大会の7カードが21日、発表された。
まずは今大会の主役と言っていい史上最年少世界王者で、遂に地元凱旋試合を迎える西川大和(西川道場)の対戦相手が決定。
コロナ禍でのパンデミックの中から少しずつ日常を取り戻しつつある韓国から中量級期待の新鋭チェ・ジウン(ROAD GYM WONJU MMA)が来日する。
チェは韓国の名門ROAD GYM WONJU MMANI所属する21歳。幼少期から国内トップレベルのコーチ陣の教えを受け、アマチュア時代から頭角を表し、2019年のプロデビュー戦から2勝1敗。今回初の国外、更にはアウェーでの試合を迎えることになった。
一方、西川にとっては世界王者となって初の地元凱旋試合となり、全てお膳立てが整った試合と思われるかもしれないが、チェ・ジウンはこれまでも一階級上のウェルター級で戦っており、上背では10cm以上、上回っている。
2019年の「Road FC 57 XX」でキム・サンに1R TKO負けを喫したジウンだが、2021年6月の「ARC 005」でジャン・キュンビンにギロチンチョークで一本勝ち、2022年1月にクォン・ミンウに3R TKO勝ちで現在2連勝中だ。
それでも、これまでの対戦相手を考えれば西川にアドバンテージがあるが、何が起こるか分からないのが勝負の世界だ。
その他にも地元・北海道出身選手が大挙参戦。
現在熱戦が展開されている「インフィニティリーグ2022女子アトム級」公式戦、札幌出身の中村未来(マルスジム)の相手は、加藤春菜(NACSER DO SOL)に決定。
加藤は、2022年1月に久遠に腕十字で一本負けも、4月に小生由紀と判定1-0のドロー。初白星を目指す。1月にその小生に判定3-0で勝利している中村にとっては、地元でさらなる進化を見せたいところだ。
女子ストロー級戦では、地元のソルト(マルスジム)が和田千聖(毛利道場)と対戦する。和田は、DEEPで栗山葵に判定負け後、井上智子に1R TKO勝ち。ソルトは2022年1月に杉本恵に判定負けしており、地元で再起を果たせるか。
さらに、53歳の阿仁鬼(マルスジム)が約10年ぶりの修斗公式戦出場。近年はGRACHANを主戦場としている阿仁鬼は、2018年7月の武士正戦でのギロチンチョークでの一本勝ち以来の白星をつかめるか。
プロフェッショナル修斗公式戦 北海道大会
2022年6月5日(日)サッポロ・イーワン・スタジアム
[開場]13:30[開始]14:00
[決定対戦カード]
▼ウェルター級 5分3R
西川大和(日本/西川道場)※世界ライト級王者
チェ・ジウン(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)
▼インフィニティリーグ2022 女子アトム級 5分2R
中村未来(勝ち点2/マルスジム)
加藤春菜(勝ち点0/NASCER DO SOL)
▼フェザー級 5分2R
阿仁鬼(マルスジム)
竹原魁晟(パラエストラ松戸)
▼ライト級 5分2R
磯部鉄心(パラエストラ松戸)
安海健人(ALMA FIGHT GYM BASE)※プロデビュー戦
▼女子ストロー級 5分2R
ソルト(マルスジム)
和田千聖(毛利道場)
▼バンタム級 5分2R
秋山 翼(毛利道場)
田中智也(fit)※プロデビュー戦
▼2022年度新人王決定トーナメント 一回戦 ストロー級5分2R
泰斗(MMA RabgerGym)
丸山大輝(マルスジム)※プロデビュー戦