K-1王者・大和(左)が考案した合気道+キックボクシング=合気ックを体験する朝倉未来(C)大和哲也
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の大和哲也(大和ジム)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が、互いのYouTubeチャンネルにてコラボした。
朝倉のチャンネルでは同じ愛知県出身同士という話から対談を行い、その後はスパーリングで拳を交える。朝倉は「チャンピオンとやれるなんて光栄ですよ。立ち技のK-1のチャンピオンとかって海外のMMAファイターより強いと思うよ、打撃だけで言ったら全然。そういうのって光栄よね」と、大和から何かを学び取りたいとの姿勢。また、大和にK-1のチャンピオンベルトを見せられると「ベルトに興味なかったんですけれど欲しくなってきました」「いいもんだね、と思ったけれど」とベルトに初めて興味が湧いたという話も。
3分間のスパーでは大和が足技を見せれば、最初の1分は様子を見ていた朝倉が1分過ぎからは右手でのジャブを当て始め、終わると大和が「キックボクサーとやっているのかと思いました」と朝倉の打撃技術を絶賛。朝倉も「総合格闘家くらい体幹がしっかりしている」と大和の体幹の強さを感じたとした。
大和は「やられました。スピードが速いし。凄く前の手の使い方とか前後の出入りとかフェイントとかめちゃくちゃ上手だなって思っていたら3分終わっちゃいました」とのスパーの感想を述べ、「相当強いですよね、打撃。僕、向き合って強いと思うことはないですけれど、今日3分だけで思いましたもん」と驚いた様子。
朝倉は「日本人として切磋琢磨して強くなれたらいいですよね」と、MMAと立ち技のファイター同士でも交流して強くなっていけたらいいと話した。
その後、大和のチャンネルでは大和が合気道とキックボクシングを融合させた“合気ック”を朝倉に体感して欲しいと提案。「僕は合気道にいい印象がなくて。でもK-1チャンピオンが言ってくると説得力ある」と懐疑的だったが、実際に大和が説明してやってみせると「これちょっと難しい。習得するまでに時間がかかりそう」と興味を示す。大和によれば「いや、もう出来ているので考えない方がいいですよ」と、朝倉はすぐにやり方をつかんでいたようだ。
最後には「ちょっとヒントを得ました」「非常に参考になりました」と朝倉。何かのヒントを得たとし、大和も満足そうな笑顔を浮かべていた。