初防衛戦に臨む牛久は口数は少なかったが、終始リラックスしていた
2022年4月17日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ『湘南美容クリニック presents RIZIN.35』に出場する選手の個別インタビューが、15日(金)都内にて行われた。
第9試合のRIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ5分3Rで、前王者である斎藤裕(パラエストラ小岩)の挑戦を受ける王者・牛久絢太郎(K-Clann)がインタビューに答えた。牛久は2021年10月のタイトルマッチで斎藤にTKO勝ちして王座を奪取し、今回がリマッチでの初防衛戦となる。
今回は内容でも僕が勝っていたということをしっかり証明したい
「やっとこの日が来たな、と。本当にワクワクして僕も楽しみにしています」
――斎藤選手がベルトを奪い返しに来るが、それでもワクワクしている?
「そうですね。凄く斎藤選手と戦えることで本当にワクワクしています」
――それは戦略などが用意周到だから?
「そうですね。あとは純粋にまたRIZINの舞台に立てるのが嬉しいです」
――対戦相手の印象は?
「寝技も打撃も何でも出来る、総合の組み立ても凄く上手で相手のことも研究している凄くいい選手です」
――どんな展開になるとイメージしている?
「どっちが自分のペースに持っていくかが大事になって来るので、そこを注目してください」
――RIZIN王者として首を狙われるのはどういう気分?
「さらに自分を追い込めるのですごくいい環境ですね」
――前回はドクターストップ。今回はどんな決着を望む?
「今回はちゃんと僕が勝ったと証明できる、そんな試合にしたいですね」
――盛り上がってきているフェザー級戦線で今後どんなビジョンを描いている?
「とりあえず僕はこの斎藤選手との試合に集中していたので、先のことは詳しくは考えてないです。今回の試合に集中したいと思います」
――ポスターのキャッチコビーに「美しき復讐か、残酷な返り討ちか」とあるが、どのように捉えている?
「そのコビーにふさわしいというか、言葉は凄く強いですがそれにふさわしい、そんなマッチメイクかなと思っています」
――残酷に終わらせる?
「そうですね。言葉は結構強いですけれどね(笑)」
――斎藤選手に2連勝でとどめを刺すつもりですか?
「もちろんそうです」
――RIZINのベルトを持ったことで選手として成長したことは?
「それは凄くありますね。常日頃からプレッシャーじゃないですけれど、それでさらに自分を追い込める。この環境が自分を強くしてくれていると凄く感じますね」
――「認めてもらえる勝ち方」とは具体的に言うと?
「いろいろな結果があると思いますけれど、前回はドクターストップのTKOだったので、たまたまじゃないかという声が多かった。今回は内容でも僕が勝っていたということをしっかり証明したいですね」
――3Rを通して絶対的に勝っていたという内容ならKOにはこだわらない?
「試合内容はもちろんKO・一本を狙いに行くんですけれど、相手あっての試合なので。あとは普通に自分らしさ、自分を全開に出して自分の魅力を皆さんに知ってもらいたいというのがありますね」
――牛久選手らしさとは?
「それは試合のお楽しみで(笑)」
――煽りVで斎藤選手が「喧嘩でもやってやるぞ」と言っていた。これまで喧嘩ファイトはやったことがある?
「それは僕も経験しています」
――前回の試合は打撃戦で組みの展開はあまりなかった。牛久選手の得意な組みを今回の試合では出していく?
「そうですね、その可能性もありますね」
――打撃はパワーオブドリームの古川会長から引き続きアドバイスを受けている?
「はい。横田さんからも指導を受けています」
――それは最新の斎藤選手の試合を見て穴が見えている?
「はい」
――試合を決めるポイントはどこにある?
「何パターンかあるので、そこは楽しみにしておいてください」