「常にKOを狙っていくストライカー」雑賀
2022年4月16日(土)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ『SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd』に出場する、全選手の個別インタビューが14日(木)都内にて行われた。
第3試合のライト級(71kg)5分3Rで江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)と対戦する、雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA)がインタビューに答えた。
雑賀は、MMA7勝2敗。2017年8月の『Fighting NEXUS』でプロデビューし、184cmの長身から繰り出す打撃を武器に4勝(4KO・TKO)1敗の戦績を挙げ、2019年7月大会からPANCRASE参戦。小林裕を1R KO後、2019年9月大会では体重超過のトム・サントスも1R右ストレートからのパウンドでTKO。2020年9月に林源平を1Rわずか1分55秒、右アッパーで沈めてKO勝利で「暫定王座」のベルトを巻いた。しかし、2021年12月の正規王者・久米鷹介との王座統一戦に腕十字で敗れている。
RIZINのライト級戦線に食い込んでいきたい
「一言、とても緊張しています」
――“ヤン坊”はどういう意味?
「恥ずかしいんですけれどゲームで使っていたニックネームです。けっこう皆様に呼んでもらえるようになったので、そのままリングネームに付ければ覚えやすいかなと思って」
――ヤンチャな“ヤン坊?
「いや、違います(笑)」
――所属ジム以外へ出稽古は?
「港南台にあるSONIC SQUADの方に週に1回か2回、お世話になっております」
――そちらでもMMAの練習を?
「そうですね。あとは週1で走り込みとかのトレーニングをお世話になっております」
――RIZIN初参戦で周りからの反響は?
「みんなRIZINの名前を知っていますので、会う人、会う人に頑張ってねと声をかけてもらいましたね」
(写真)パンクラスではライト級暫定王者となった
――RIZINファンにどんなところを見て欲しい?
「僕のファイトスタイルは常にフィニッシュ、KOなんですけれど、狙いに行くスタイルなので目を離さないで一瞬で試合を決められるパンチを見てもらいたいですね」
――対戦相手の印象は?
「レスリングも強い選手で勝ちに徹する試合が出来る選手だと思っておりますので、そこをどう崩して自分の戦いに持っていけるかなというところですかね」
――どんな試合展開になるとイメージしている?
「タックル切って殴ってどこかでKO出来れば、という試合になると思っています」
――ナンバーシリーズではなかったことには?
「自分の知名度、実力がまだそこに達していなかったのかなと思っています」
――とはいえ、戦い慣れたケージになった。
「そこの面はやりやすいかなと思っています。壁レスの方法であったり、やった来たことがあるので今まで通りそこは活かしていこうかなと思っています」
「望むところですね。来ていただければこちらも応えて、盛り上がる試合にしていきたいと思います」
――江藤選手のテイクダウン、あるいは抑え込みにはどんな印象を?
「技術がしっかりしていて、グラウンドコントロールがハンパじゃないと思っているので、やってきたことを出していくだけですね」
――RIZINでの目標は?
「まずはこの一戦に勝つことに集中していますので、勝ったらパンクラスのヤン坊という名前をRIZINでどんどん売って行きたいなと思っています」
――土曜日のメインは矢地vsグスタボ、日曜日のメインはサトシvsジョニー・ケース、RIZINのライト級戦線についてはどのように考えている?
「もちろん食い込みたいと思っていますし、RIZINのライト級には僕のようなストライカーがあまりいないかなって印象なので、そういうところで盛り上げられればと思っています」