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【REBELS】国内トップの日菜太に挑む坂本優起「相性がいいと思っていた。ラッキーとしかいいようがない」と不敵な予告、KING強介と大野貴志はともにKO宣言

2019/06/08 21:06
【REBELS】国内トップの日菜太に挑む坂本優起「相性がいいと思っていた。ラッキーとしかいいようがない」と不敵な予告、KING強介と大野貴志はともにKO宣言

日本男児の象徴“勝負ふんどし”を身に着けて国内トップの日菜太(左)に挑む坂本

2019年6月9日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.61』の前日計量&記者会見が、8日(土)都内にて14:30より行われた。

 第11試合の71kg契約3分3R・延長ありで対戦する、REBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)は70.90kg、第5代シュートボクシング日本スーパーウェルター級王者・坂本優起(シーザージム)は“勝負ふんどし”を着用しての70.80kgでそれぞれ計量をクリアー。


 計量後の会見で日菜太は「レベルスが明日で61回目ということで、よく考えたら僕は5とか6くらいをやっている頃の2011年から出ているんですね。そういう付き合いになっていて、レベルスがどんどん大きくなっている時間を感じています。今回はTOKYO MXでレベルスの放送もあって躍進が凄く嬉しいですね」と、好調の波に乗るレベルスを感慨深そうに語る。

 続けて「僕は負けられない試合。勝たないと8月とか言ってられないので(8月18日のKNOCK OUTでジョムトーンとの大一番が決定している)今できる32歳の日菜太の全力パフォーマンスを出して見せたい。いい若手が育っていて、俺がやれることはまだあるのかなって毎回思うんですが、いま出せる力は若手には出せない、いい味がいい年齢になって出せるんじゃないかって思っています。明日はいい試合になると思うので期待していてください」と、ベテランの自分にしか出せない味を出したいという。


 対する坂本は「いろいろな仕事(試合)をやってきました坂本です。初めてのREBELSのリングですが緊張しないでやっていきたいと思います。REBELSもSBもいい若手が育ってきています。自分は来月で35になりますが、しっかりいい試合をして後輩に尊敬される選手になっていきたいと思います」と、こちらもベテランであることを意識したコメント。


 日菜太が「坂本選手は普段、人力車の仕事をしているということで、試合ではしっかり僕が勝って、休みの日に浅草を人力車で案内してほしいと思います。もちろんお金は払います(笑)」と言えば、坂本は「日菜太選手は昔から活躍していて日本の70kgで一番の選手だと思っています。人力車に乗ってくれるのは嬉しいのでぜひ使ってください」と返し、人柄の良さを感じさせた。


 しかし、坂本は格上と見られている日菜太との対戦をどう思うかとの質問を受けると、「実は日菜太選手とは、前から試合をしたら僕の方が相性がいいと思っていました。試合の話をもらってラッキーとしかいいようがありません。詳しくは言えません」と、打倒・日菜太への自信をうかがわせるコメントを残した。


 また、第10試合55.5kg契約3分3R・延長ありで対戦する、REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者KING強介(ロイヤルキングス)は55.40kg、WMC日本スーパーバンタム級王者・大野貴志(士道館新座ジム)は55.50kgで計量をクリアー。

 この試合の勝者は、8月18日(日)東京・大田区総合体育館『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』で行われる「MTM Presents KNOCK OUT初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント」への出場権を得ることができる。そのため両者とも気合い満点。


 強介は「この試合に勝ってKNOCK OUTのトーナメントに出られるということですが、目の前の強敵をしっかり倒してそれをクリアーしなければトーナメントでは勝てないと思うので、全局面で圧倒して勝ちたいと思います」と気を引き締める。

「KNOCK OUTという団体に出場したいと前から思っていたが、チャンスに恵まれず、そういった力も僕にはなかった。そこで今回レベルスさんがKNOCK OUTとやっていくってなってトーナメントに出場させてもらえる権利を勝ち取れると聞いた時にもモチベーションが上がりました。しかも1回戦の相手が日本を代表する選手の江幡塁選手と聞いてさらにモチベーションが高いが、まずは目の前の大野選手をクリアーしないといけないので浮かれてはいられない。次の試合をKOで締めて次の試合に向かいたい」と、モチベーションはMAXのようだ。


 対する大野は「明日は必ずどっちかが倒れているだろうと思います。しかし勝つのはきっと僕だと思います。そして終わった頃にはレベルスファンが僕のことを覚えてファンになっていると信じています」とKO決着を予告。

「KNOCK OUTに出られると思った瞬間にテンションの上がり方がハンパなかった。出たくてしょうがなかった大会でもありますし、ここに出て勝つことで名前が売れると思うので、全てを懸けられると思っていました」と、KNOCK OUT出場権が懸かった試合にこちらもテンションMAXだ。

 お互いの印象については、「大野選手の試合は前から見ていて、全てにバランスよくできる選手。パンチも蹴りもアウトボクシングもできる。けど、そういったところではなく、次の一瞬の気の緩みが致命傷になると思うのでそこを狙って勝負する」と、一瞬の隙を突くと強介。大野はそれを聞いて「一発のある選手で、考えに考えた作戦を実行する能力が高い。一瞬でも気を抜けば一撃で倒されることは考えられます。でもその一撃の前に自分が倒します」と、強介に倒される前に倒すと言い放った。

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