準決勝・決勝が1日で行われる決勝トーナメントを争うのは(左から)栗山、中井、杉山、Te-aの4名
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 37』にて行われる、「宗明建設Presents DEEP JEWELSフライ級GP2022」の準決勝・決勝トーナメント(ワンデー)の組み合わせ抽選会が実施された。
組み合わせは1回戦同様、じゃんけんで勝った選手から1~4番の番号が書かれた封筒を選び、1番を引いた選手から順番にトーナメントの枠を選ぶという形式に。3月12日の1回戦を勝ち上がった中井りん(修斗道場四国)と杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)、1回戦は対戦相手の欠場で不戦勝だった栗山葵(SMOKER GYM)とTe-a(AACC)の4名が出席。
じゃんけんで決まった順番は栗山、杉山、Te-a、中井となり、運命の封筒を開けると1番が中井で第1試合の赤コーナーを選択。2番は杉山で第2試合の赤コーナーを選択し、3番の栗山は第2試合の青コーナーを選択したため杉山vs栗山が決定。自動的に第1試合は中井vs Te-aとなった。
準決勝第2試合で杉山との再戦(2021年2月21日のDEEP 100 IMPACT=杉山が1RでTKO勝ち)を自ら決めた栗山は、「実績とか戦績とか全部を見たら、多分、自分が一番弱いしナメられているなと思うんですけれど、今回のトーナメントはほんまに杉山さんともう1回やりたいのがめちゃくちゃあって。この運とかもそうですけれど、ここまで来れたことも嬉しいし、もう1回戦えるっていうのも嬉しいので頑張ります」と、杉山の隣を選んだ理由を話した。
迎え撃つ杉山は「栗山選手が謙遜していたことは全くそんなことはなくて、ここは多分いい試合になるかもしれないなと思っています。栗山選手が私とやりたいというのは分かっていたので、楽しみですし、どういう風に今、耳も沸いていて頑張っているというのを私が前々回やっているので体感してさらに勝って。いい組み合わせが私的には出来たと思っているので決勝で優勝して、良いトーナメントを締めくくりたいと思っています」と、栗山の成長を試合で確かめたうえで勝ち、決勝も勝って優勝すると宣言。
続いて中井との対戦が決まったTe-aは「この戦いはかなり厳しい戦いになると思うんですけれど、栗山選手も言っていた通り、1回戦はやらずに準決勝まで上がって中井選手と準決勝で戦えるということは自分のこれからの格闘技人生でも大きいと思うので、やってきたことを全て出せるように頑張ります」と、ビッグチャンスと捉える。
そして優勝候補の大本命と見られている中井は「JEWELSが盛り上がって、JEWELSが世界一になるように頑張ります」と、自分が王者になってDEEP JEWELSを盛り上げて世界一の団体へ引っ張って行くと宣言した。
今回のトーナメントで最大の注目となっている、中井りんvs杉山しずかが実現するとすれば決勝戦。実現するか、それともTe-aと栗山葵がそれを阻止するのか。DEEP JEWELS初代フライ級王座に就くのは誰だ。