実行委員会を結成した(左から)伊藤RISE代表、榊原RIZIN CEO、中村K-1プロデューサー
2022年6月19日(日)東京ドームで決定したRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の“世紀の決戦”。2021年12月24日の対戦発表以来となる記者会見が、4月7日(木)に行われた。
『THE MATCH 2022』と名付けられた今大会、メインイベントの那須川vs武尊以外にも、基本的に立ち技の試合のみで10~15試合を予定している。
期待されるのは、K-1とRISEを中心とするこれまで交わることのなかった選手による対抗戦。それについて実行委員会に名を連ねたK-1、RIZIN、RISEの各代表は次のように答えた。
中村拓己K-1プロデューサーは「こういう舞台が出来たので普段我々のイベントで組めないカード、組めない選手の試合を組むのが一番だと思うので。そこに関してはこれから榊原さん、伊藤さんと調整してどういった選手・カードを組んでいくのかを考えたいと思います。どういう形になるかは分からないですけれど、よく期待されている対抗戦とかそういった形の試合、K-1vs何々とかどういった形でもこれから調整になると思いますが、K-1的には選手の準備はできているので、やるならやるよと。いつでもやるならやる、そういった気持ちでこの大会に臨みたいと思います」と、対抗戦は臨むところだと強気な発言。
伊藤隆RISE代表も「ウチも(出場する選手は)ほぼ決まっていまして、榊原代表と中村プロデューサーとこれから話していきます。これを決めるのは早急に詰めて決まって行くと思うので、中村プロデューサーがやるのならやるよと、ウチも全然やる気満々です。よろしくお願いします」と、対抗戦にやる気満々だと答えた。
そして榊原信行RIZIN CEOは「多分、立ち技のファンの人たち、立ち技だけではなく日本の格闘技を常に愛して見てくれている人たちに、天心vs武尊戦その他ではない、アンダーカードに胸を躍らせるようなカードになると、そう思っています」と、メイン以外にもファンが喜ぶカードになるだろうとの見解を示した。