6月の質問の時だけはひょっとこのお面を外して答えた皇治
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催される「RIZIN.34」の第二弾カード発表会見が3月3日(木)都内にて行われた。
榊原信行RIZIN CEOが送り続けたラブコールに応え、皇治(TEAM ONE)が冬眠から目覚め、因縁の梅野源治(PHOENIX)と対戦することが決定。
会見で皇治は那須川天心vs武尊が行われる6月のメガイベントに立候補しないのかと聞かれると、それまで被っていたお面を外して「6月に関しては天心君と武尊君の大会なので自分は全くのっかるつもりはないし、あの2人が凄く盛り上がればいいなと応援しています。自分は今回と次くらいで、5月くらいに出ようかと思っているんですが、それでキックはもうやめて新しい挑戦をしようとずっと言っているので、そこに挑もうと思っています。なので次の大阪大会ともう一戦5月にしようと思っているので、それが終わったら、キックはよくて、トライアスロンに行こうかと思っています」と、あと2試合でキックボクシングから引退することを表明した。
会見後、榊原信行CEOは「皇治的には新しいチャレンジに向かいたいと、年明けに会った時に本人も考えるところがあったようです。上位に噛みついてきたのが皇治。今は美味しいと思われて狙われる首になっている。本人的には上の立場の人間を自分が首を獲ってやると追いかけてこそ自分の良さが光ると思っているので。競技を変えてそういうチャンス狙うのか。皇治がどの競技スタイルで、どのフィールドで参戦するか、関わるのか。盛り上がるのかは皇治とも話をして考えたいと思います」と、皇治が何に転向するかは聞いていないとしたが、後押しはしたいとした。
また、「5月も(RIZINの大会は)予定はしていますが、そこじゃないのかな。RIZINじゃない大会の参加を考えているんじゃないですかね」と、皇治にとって最後のキックボクシングの試合となる5月の試合はRIZIN以外のようだと話した。