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【UFC】元UFC世界ヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスが殺人未遂と銃暴行容疑で起訴、ダナ代表がコメントを発表

2022/03/03 11:03
 元UFC世界ヘビー級王者で、プロレスラーに転身したケイン・ヴェラスケス(米国)が2月28日夜、米国カリフォルニア州サンノゼで起きた銃撃事件に関与したとして、3月2日に計画殺人未遂と複数の銃暴行容疑で起訴されたことが分かった。ESPNほか米複数メディアが報じた。また、同事件について、UFCのダナ・ホワイト代表が「同情する」とコメントを発表した。  ヴェラスケスは自身の近親者に、複数回の性的虐待を加えたとされるハリー・ユージン・グラルテを標的にしたことで告発されている。文書によると、有罪になった場合、20年以上の懲役刑になる可能性がある。ヴェラスケスが襲撃したグラルテは、14歳未満の児童に対する淫行または痴漢行為の重罪で起訴されたものの2月25日に、監督下釈放が認められていた。  同地方検事局によると、ヴェラスケスはサンノゼ市内でグラルテのトラックを追い、40口径の拳銃を複数回発砲したという。銃撃されたトラック内の複数の男性のうち、1人が病院に運ばれたものの「命に別状はない」と報道されている。 (C)Zuffa LLC  ヴェラスケスは現在、保釈を拒否され拘留されたままだが、その状況がニュースで報道されるなか、ダナ・ホワイト代表は、『Barstool Sports』のインタビューで、「彼と彼の家族には明らかに同情している。それは恐ろしいことだ。私はそれについて話すのに十分な詳細を知らないが、私が聞いた限りでは、自分の身に、自分の家族に同じことが起きたらケインと同じことをするはずだ。ケインはそれをやったんだ」とコメントした。  同時に、ヴェラスケスがアメリカンキックボクシングアカデミー(AKA)時代に同僚だったダニエル・コーミエーら、ファイターたちもヴェラスケスを心配する投稿をアップしている。  現在39歳のヴェラスケスは、2019年2月の「UFC on ESPN 1」で現UFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌーに26秒でKO負けして以来、MMAに出場しておらず、2019年8月にメキシコのプロレス団体AAAの「トリプレマニア17」でプロレスデビュー。2019年10月には、WWE SmackDownでWWEデビューを果たすも、2021年10月にAAAに戻ることが発表されていた。
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