2022年1月26日(水)都内にて、2021年K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2021』が開催された。
K-1 AWARDS(ケイワン・アウォーズ)」はK-1 JAPAN GROUPが開催したプロイベント(K-1・Krush・KHAOS)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。今年で5年目の開催となり、2017年は武居由樹、2018年は武尊、2019年は江川優生、2020年は木村“フィリップ”ミノルが最優秀選手賞(MVP)を獲得している。
そして今回2021年のMVPにはK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が輝いた。野杁は2021年9月20日に神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~』にて、「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」を全試合KOで制して王座に就いた。
M-1グランプリ2021王者の錦鯉がプレゼンターを務め、トロフィーを受け取った野杁は「たくさん選手がいるなかで最優秀選手賞に選んでいただきありがとうございます。去年頑張った甲斐があったかと思います。MVPは2年連続がなかったと思うので、今年も結果を出して次のMVPも受賞したいと思います。試合が決まっていなくて、6月、武尊君と天心の試合が組まれていますが、僕もK-1代表で出たいです。ラブコールも受けていますし、6月は暇なのでぜひ出させて欲しいと思います」と、史上初の2年連続MVPを狙うとの宣言と同時に、6月の那須川天心vs武尊が行われるメガイベントに参戦を表明。
授賞式後の囲み取材で今年の目標を聞かれると「今の状況では難しいですが、ずっと言っているようにvs世界でやっていきたいので、外国人選手とトーナメントとか開いてもらって改めて世界王者と言われるたいので、海外の強豪とやっていきたいですね」と、外国人選手との試合をすることをあげた。
MVPについては「とる自信がないといったらあれですが、選ばれるかなと思っていたので嬉しいです。2回目に技能賞をもらってそれ以降なかったので。9月のトーナメントで3試合KOしたのが大きいと思う」と、とれるとは思っていたという。
そして6月のメガイベントで、具体的に戦いたい相手はいるのかと聞かれると「戦いたいのは外国人選手ですが、武尊vs天心の日本人対決が組まれた中で、日本人同士と言えばずっとラブコールを受けているシュートボクシングの海人選手はずっと言ってくれているので、それ以外の選手とはやるメリットがない。決まるのであれば、海人選手と僕は何kgでも受けて立ちます」と、シュートボクシングの世界トーナメント王者であり、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者でもある、RIZINにもRISEにも参戦している海人(TEAM F.O.D)の名をあげた。