MMA
ニュース

【ONE】箕輪ひろば、和田竜光、手塚裕之が出場! ONEヘビー級暫定世界王者決定戦、フェザー級キックボクシングWGP準決勝も=1月28日(金)シンガポール

2022/01/03 20:01
 2022年1月28日(金)「ONE: ONLY THE BRAVE」シンガポール・インドアスタジアム大会の全対戦カードが発表された。  日本から3選手が出場。ONE3連勝中の箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)がジャレッド・ブルックス(米国)と、和田竜光(フリー)が中国のワン・シュオと対戦。手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)が元ONEウェルター級世界王者のゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)と戦う。 ▼ストロー級 5分3R箕輪ひろば(日本)ジャレッド・ブルックス(米国)  ONEストロー級4位の箕輪は、2020年11月にONEに初参戦し、リト・アディワン(フィリピン)に判定勝利。第2戦目で元王者で現ランキング5位の強豪アレッウス・シウバ(ブラジル)にスプリット判定勝ちし、ONE2連勝中。  対するブルックスは、日本のPANCRASE、RIZINで活躍し、UFCでもフライ級(56.7kg)で2勝2敗の戦績をマーク。2021年10月29日の「ONE: NEXTGEN 3」でONEデビューし、リト・アディワン(フィリピン)に2R 肩固めで一本勝ちで一気にONEストロー級3位に浮上した。  ともに組み技の強豪で、アディワンに勝利している両者だが、レスリングに特化していえばブルックスが優位か。箕輪はスタンドでの立ち合い、テイクダウンの先で勝機を掴めるか。 ▼フライ級 5分3R和田竜光(日本)ワン・シュオ(中国)  第2代&第4代DEEPフライ級王者の和田竜光は、2018年にONEデビュー。翌年に開催されたONEフライ級WGPに出場し、準決勝でデメトリアス・ジョンソンと対戦。判定で敗れたものの、得意の “おたつロック”でファンを魅了するなど “最強DJ”を相手に大激闘を見せた。  2020年1月には無敗のイヴァニルド・デルフィノを相手に、得意のカーフキックを効かせ、近づけば首相撲&ヒジ・ヒザ、そして小外刈りテイクダウンを合わせるなど判定勝ち。2020年12月のヨッカイカー・フェアテックス戦では、1Rに和田がバックを奪い削ったかに見えたが、インローとガード上のハイキック、右アッパーなどの手数でヨッカイカーが上回り、判定2-1でヨッカイカーに惜敗。  2021年10月の「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」で、竹中大地と対戦し、接戦をスプリット判定で勝利している。  対するワンは、MMA13勝5敗。WLF、Rebel FCで4連勝後、2021年4月にONE初参戦。日本の藤沢彰博、若松佑弥とも対戦している韓国のキム・キュサンを相手に3R、右ヒジでKO勝ちをマーク。 強い気持ちと身体でMMA5連勝を飾っている。強豪・竹中を破った和田はONE本戦でも再起を飾ることが出来るか。互いのムエタイにも注目の一戦だ。 ▼ウェルター級 5分3R手塚裕之(日本)ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)  ウェルター級では、“野生獣”手塚が元王者カデスタムとの大一番を迎える。農家と格闘家の二足の草鞋を履く手塚は、2018年8月から5連勝を飾るも、2020年11月にMMA9戦無敗の強豪ムラド・ラマザノフに判定負け。連勝がストップした。  しかし、2021年10月の前戦でウェルター級世界王座挑戦経験を持つアギラン・ターニ(マレーシア)と、通常より重い86kg契約で対戦。3Rにターニのハイキックで両手をマットに着いた手塚だが、逆襲のフックでTKO勝ち。再起を飾っている。  ムエタイとBJJをバックボーンに持ち、ストックホルムのthe Pancrase GymでMMAに取り組んだカデスタムは、アギラン・タニ、タイラー・マクガイア、ゲオリギルギ・キシゲン相手に3連勝も、2019年10月にキャムラン・アバソフに判定負け、2021年1月にガジムラッド・アブドラエフにネッククランクで一本負け、さらに2021年12月にムラド・ラマザノフにも判定で敗れ、強豪相手に3連敗中。  王座を目指す手塚にとっては、元王者相手に白星を掴み、ベルトに王手を賭けたいところだ。 ▼メインイベント 世界ヘビー級暫定王者決定戦 5分5Rアナトリー・マリキン(ロシア)キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)  なお、メインイベントでは、ONE世界ヘビー級暫定王座を賭けて、アナトリー・マリキン(ロシア)とキリル・グリシェンコ(ベラルーシ)が対戦。  マリキンはONEでアレッシャンドリ・マチャド、アミール・アリアックバリをいずれも1R KO・TKOで2連勝中でMMA10勝負け無し。対するグリシェンコもONE2連勝中。オマール・ケイン(セネガル)を2R TKOで破り、その後ダスティン・ジョインソン(カナダ)にも判定勝利し、MMA5戦負け無しだ。 ▼コ・メインイベント フェザー級 5分3Rキム・ジェウォン(韓国)タン・カイ(中国)  コ・メインイベントでは、ONEフェザー級1位コンテンダーのキム・ジェウォン(韓国)が、4位のタン・カイを迎え撃つ。 ▼フェザー級キックボクシング ワールドGP準決勝 3分3Rマラット・グレゴリアン(アルメニア)チンギス・アラゾフ(ベラルーシ) ▼フェザー級キックボクシング ワールドGP準決勝 3分3Rシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)ダビット・キリア(ジョージア)  さらに、フェザー級キックボクシングワールドGP準決勝は、2試合ともに、3度目の対戦となるマラット・グレゴリアン(アルメニア)vs.チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)、シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)vs.ダビット・キリア(ジョージア)のカードが並んだ。これまではグレゴリアンがアラゾフに1勝1NC、シッティチャイがキリアに2勝をマークしている。  全対戦カードは以下の通り。大会の模様は、ABEMAやONE公式アプリを通じ150カ国以上に生中継される。 [nextpage] ONE: ONLY THE BRAVE 2022年1月28日(金)シンガポール・インドアスタジアム 【メインカード】(6試合) ▼メインイベント 世界ヘビー級暫定王者決定戦 5分5Rアナトリー・マリキン(ロシア)キリル・グリシェンコ(ベラルーシ) ▼コ・メインイベント フェザー級 5分3Rキム・ジェウォン(韓国)タン・カイ(中国) ▼フェザー級キックボクシング ワールドGP準決勝 3分3Rマラット・グレゴリアン(アルメニア)チンギス・アラゾフ(ベラルーシ) ▼フェザー級キックボクシング ワールドGP準決勝 3分3Rシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)ダビット・キリア(ジョージア) ▼ライト級 5分3Rルスラン・エミベック(キルギス)ウフール vs. ジャン・リーポン(中国) ▼キックボクシング ヘビー級 3分3Rラーデ・オパチッチ(セルビア)フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア) 【リードカード】(6試合) ▼ストロー級 5分3R箕輪ひろば(日本)ジャレッド・ブルックス(米国) ▼フェザー級キックボクシングワールドGP交替試合 3分3Rスモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)ドビダス・リムクス(リトアニア) ▼フライ級 5分3R和田竜光(日本)ワン・シュオ(中国) ▼ウェルター級 5分3R手塚裕之(日本)ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン) ▼ライトヘビー級 5分3Rアンデウソン・シウバ(ブラジル)ポール・エリオット(英国) ▼ムエタイ キャッチウェイト(58.0kg)3分3Rディアンドラ・マーティン(豪州)スミラ・サンデル(スウェーデン)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント