2021年12月18日(土)東京・後楽園ホール『Krush.132』の前日計量&記者会見が、17日(金)都内にて13:00より行われた。
第6試合のKrushライト級3分3R延長1Rで対戦する、蓮實光(パラエストラ栃木)は62.45kg、与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は62.40kgで計量をパス。
会見に同席した石川直生Krushエヴァンジェリストから蓮實は「K-1 JAPAN GROUPでも見られないようなパンチを繰り出してくるファイター」、与座は「K-1 JAPAN GROUPではなかなか見られないような大技を見せてくれるような気がしてます」と言われていたが、総合格闘技出身者vs極真空手出身者という異色の対決は「3分3Rでは足りないようなワクワクする時間、試合を楽しみにしています」(石川)という期待感をもたせてくれる試合だ。
これがK-1 JAPAN GROUP初参戦となる与座に対して「K-1 JAPAN GROUPの厳しさと蓮實光と戦うという厳しさを教えてあげたいなと思っています」と門番として撃退を誓う蓮實。昨年から3連敗と戦績は振るわないが、「年内最後、KO勝ちで締め括りたいと思います」とフィニッシュを狙う。
一方、初参戦の与座も「3分3Rかからずに倒そうと思っているので、明日は楽しみにしていてください」と臆することなく自信たっぷり。「ヤバい奴が来たなと思ってもらえるような試合をしたいと思っています」と、今年最後の大会でインパクトのあるKrushデビューを果たす算段のようだ。
(写真)ベテランの高橋(左)と西元の新旧ダイナマイト対決 第5試合のKrushスーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、“DYNAMITE”高橋佑太(Y’ZD GYM)は59.80kg、西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は60.00kgで計量をパス。
石川エヴァンジェリストが現役時代に同じ大会に出ていたというキャリアの高橋だが、石川さんが「“DYNAMITE”の異名通り激しいパンチが武器のファイター」と紹介するまでもなく名うてのハードパンチャー。一方の西元は勝った試合が全てKOで、「瞬発力、パワーがまさにダイナマイトのファイターですね」という紹介通りのハードヒッターだ。
「僕の昔のことなんか知らないファンの方もいると思いますので、改めて自分がどんな試合をするのか、目に焼き付けてくれたらと思います」と久々のKrushのリングに燃えている高橋。「Krushらしい、K-1 JAPAN GROUPらしい試合が出来る西元選手と、まさにそういう試合をして、僕がしっかり勝ちますのでよろしくお願いします」と、新旧ダイナマイト対決でベテラン復権を狙う。
対する西元は今年はMOMOTARO、村越優汰といったビッグネームとの対戦が続いたこともあり「今年の集大成じゃないですけど、いろんな場数を踏んできたことを試合で見せられたらいいなと思っています」とその成果を見せたいところ。「ダイナマイトのような拳を持っているかもしれないですけど、僕もめちゃくちゃ硬いんで」と、新旧ダイナマイト対決には望むところといった様子だった。