キックボクシング
レポート

【ホーストカップ】大石駿介がレイ・セフォーからの刺客をボディで悶絶KO! 4人のK-1レジェンドも登場

2019/05/27 22:05

▼第10試合 LEGEND DNA FIGHT 70kg契約3分3R・延長1R
〇イリアス・ボカユア(アーツ選抜/ピーター・アーツGYM)
TKO 1R2分58秒 ※パンチ連打 
●真樹親太郎(真樹ジムAICHI/MA日本Sウェルター級王者)


 ピーター・アーツのDNAを受け継ぐ愛弟子イリアス・ボカユアが昨年12月大会に続いて参戦。MA日本スーパーウェルター王者の真樹と対戦した。


 1R、左ジャブから真樹の蹴り足を掴んでこかすボカユア。真樹は左フックからローを飛ばすが、蹴りに合わせてボカユアのパンチが左、右とヒット。ボカユアはさらに左ミドルを3連打し攻勢に出る。


 真樹はパンチをもらいながらも前に出るが、ボカユアのフックでぐらつくと、追い打ちの連打で崩れるようにダウン。立った真樹にボカユアが今度はボディ。これで真樹が2度目のダウン。


 何とか立った真樹はボディを返すが、ボカユアは真樹をコーナーへ詰めるとワンツーからボディを効かせ、最後はテンプルへの右で畳み込みTKO。昨年12月大会では判定負けだったボカユアが、前回の雪辱を果たしてKO勝利を収めた。

▼第9試合 LEGEND DNA FIGHT HOOST CUP 女子スーパーライト級(63Kg)王座決定戦 3分3R・延長1R
〇溝口孝湖(WATANABE GYM)
KO 1R1分2秒 ※右フック
●マーレーン・オクックス(ホースト選抜/SOKUDO-GYM/ WKU世界Sライト級王者)
※溝口が新王座に就く。


 女子スーパーライト級初代王座決定戦は因縁の再戦。尾張の重戦車の異名を持ち、パワーが持ち味の溝口と、ホーストの愛弟子でWKU世界スーパーライト級王者のオクックス。両者は昨年12月大会で対戦し、接戦の末に溝口が判定2-0で勝利している。ベルトを懸けてのリマッチはオクックスのリベンジか、溝口が返り討ちか。前日会見のフェイスオフでは顔が触れんばかりの距離でにらみあいを繰り広げた両者だけに激しい試合が予想された。


 1R、すぐ前へ出て打ち合う両者。互いに全力で左右のフックを打ちあう中、もつれあうようにしてオクックスが背を向ける体勢になると、この瞬間を逃さず溝口が右フック! オクックスは腰から崩れ落ちると目を見開いたまま動かず。衝撃の失神KOで溝口が初代女子スーパーライト級のベルトを巻いた。


 マイクを持った溝口は「今日もたくさんの応援が来てくれて凄く力になりました。キックを始めて10年でこのタイトルマッチを用意していただいて、決まった時からこれは私のストーリーだと思い練習してきました。館長はじめジムの皆さん、応援してくれる皆さんのおかげでここまでこれました。みんなのこのベルトを大事に守っていきます」と防衛への意欲を語った。

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