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【シュートボクシング】MISAKIが念願のタイトルマッチ、田渕涼香と初代女子アトム級王座を争う

2021/11/25 17:11
【シュートボクシング】MISAKIが念願のタイトルマッチ、田渕涼香と初代女子アトム級王座を争う

タイトルマッチをアピールしていたMISAKIがついにチャンスを手にした。田渕と初代王座を争う

 2021年12月26日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival』の追加対戦カードが発表された。

 これまでSB日本女子ミニマム級(-48.0kg)トップ戦線で活躍してきた同級1位MISAKI(TEAM FOREST)が待望のタイトルマッチを迎える。新設されたSB日本女子アトム級(-46.0kg)に階級を下げ、同級初代王座を懸けてSB初参戦のRISE QUEENフライ級1位・田渕涼香(拳聖塾)と王座を争う。


 MISAKIはシュートボクシングの女子トップ選手で、2016年3月にプロデビュー、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に勝ち続け、2017年12月に無敗の女子高生・寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。同年7月のGirls S-cup -48kg世界トーナメントでは3位に。同年12月に寺山とのリマッチでJ-GIRLS王座を失い、2019年7月のSB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦で女神にまさかのTKO負けを喫し、負傷から長期欠場へ。

 再起戦となった2020年8月には『REBELS』のリングでぱんちゃん璃奈とREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うも判定負け。今年に入ってからはガムシャラな猪突猛進スタイルではなく、的確性を重視したファイトスタイルにチェンジし、2月のSBで祥子JSKを破りようやく白星を飾ると、6月大会ではRISE QUEENミニフライ級5位・ERIKOから2度のシュートポイント(投げ)を奪って大差の判定勝ち。7月には坂田実優にも判定勝ちして3連勝を飾った。戦績は17勝(2KO)7敗1分。

 これまでSBのタイトルには2度挑戦してきたが、いずれも敗退しており、自身の適正階級で3度目の正直を狙う。


 対する田渕はSB初参戦。2度SB参戦している兄の田渕神太と同じく、幼少の頃からフルコンタクト空手を始め、様々な大会で優勝を重ねてきた。現在はRISEを主戦場にし、2020年12月にはプロ4戦目でRISE QUEENフライ級暫定王者・小林愛三からダウンを奪うアップセットを起こし一躍名を馳せた。その後、RISE QUEENフライ級タイトルマッチでの小林との再戦では敗れはしたが、過去の実績を考慮し、今回SBタイトルマッチに抜擢されることとなった。7月のRISEで花田麻衣に勝利も、10月のホーストカップではミネルヴァ・スーパーフライ級王者の聖愛に判定で敗れている。

 シュートボクサーとしてキャリア5年のMISAKIが悲願であるSB王座を獲得するか、それとも田渕がプロ初のタイトルを獲得するか。

▼SB日本女子アトム級王座決定戦 エキスパートクラスルール 46.0kg契約 3分5R延長無制限R
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位)
田渕涼香(拳聖塾/RISE QUEENフライ級1位)

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