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2021年12月11日(土)東京竹芝・ニューピアホールにて開催される「skyticket Presents DEEP JEWELS 35」の対戦カードが発表された。
6月に伊澤星花に敗れストロー級のベルトを失った本野美樹が(AACC)が再起戦。藤田翔子、ケイト・ロータスに勝利しているHIME(毛利道場)と対戦する。
▼DEEP JEWELSストロー級 5分2R
本野美樹(AACC)
HIME(毛利道場)
本野は、東海大学柔道部出身で2010年の講道館杯では西田優香(2010年世界柔道選手権-52kg級優勝)に勝利するなど活躍し、アマチュアMMAでも無敗。2019年3月の『HEAT』で満を持してプロMMAデビューを果たし、同年6月の『DEEP JEWELS』に初参戦すると、ベテランの長野美香をデビュー2戦目にして破るというアップセットを起こしている。2020年7月のDEEP JEWELSストロー級暫定王者決定戦で赤林檎を1R4分23秒、TKOに破ってわずか6戦目で王座に就いた。
しかし、2020年12月19日の『DEEP JEWELS 31』でのノンタイトル戦で、デビュー2戦目の超新星・伊澤星花に判定負け。続く6月20日大会ではストロー級王座を賭けて再戦も、伊澤に1R 3分22秒 腕十字で一本負けし、王座陥落。
2021年10月17日(日)の「DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND」新宿FACE大会でARAMI(フリー)を相手に再起戦予定だったがARAMIが練習中の怪我により欠場。あらためて、12月11日(土)「DEEP JEWELS 35」竹芝大会で再起戦に臨むことになる。
対する山口県の毛利道場のHIMEは、2021年3月大会でケイト・ロータスに判定勝利。さらに6月大会では、現DEEPフライ級暫定王者・藤田大和の姉翔子にも判定勝ちでプロ2戦無敗。ケイトや藤田に投げられたものの、ブリッジから起き上がりバックにつき、打撃巧者の藤田にも右ストレートを当てるなど、打撃寄りながらトータルバランスに長けている。
キャリアで優る元王者が苦い敗戦を経て、進化を見せるか。それとも無敗の新鋭が3戦目で大物食いを果たすか。