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【Bellator】パトリシオ・フレイレが同時2階級制覇! 14戦無敗の “MVP”マイケル・ペイジが失神KO負け

2019/05/12 15:05
5月11日(土・現地時間)、米国イリノイ州ローズモントのオールステート・アリーナで「Bellator 221」が開催された。 メインでは、Bellator世界ライト級世界王者マイケル・チャンドラーが、同世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレ相手にライト級の防衛戦に臨んだ。 2016年6月に兄パトリッキー・フレイレが1R KO負けを喫している相手にフレイレは、1R、カウンターの右フックをかぶせてダウンを奪い、パウンドを連打。レフェリーが間に入る動きと同時に立ち上がったチャンドラーだが、時遅し。パトリシオが同時2階級制覇を達成した。 フェザー級に続き、ライト級のベルトも獲得したフレイレは、マット上でのインタビューで「彼は意識が飛んでいた」と振り返り、チャンドラーは「パトリシオが倒したのはたしかだが、自分はチャンスを待っていた」と語った。 また、セミファイナルではウェルター級ワールドGP準決勝が行われ、14勝無敗の“MVP”ことマイケル・ペイジと、元王者のドゥグラス・リマが対戦。 トーナメント1回戦でアンドレイ・コレシュコフからチョークで一本勝ちしているリマは準決勝でも、ペイジの右ストレートに右ローを合わせてスリップさせると、MVPの立ち際に右ストレート! 失神KOでトーナメント決勝進出を決めた。 試合後、リマはかつて王座を奪われたローリー・マクドナルドと決勝で再戦することを希望した▼Bellator世界ライト級タイトルマッチ 5分5R×マイケル・チャンドラー(米国/ライト級王者)[1R 1分01秒 KO]○パトリシオ・フレイレ(ブラジル/フェザー級王者) ともにオーソドックス構えから。フレイレは左フックから。かわすチャンドラーは左ジャブを突くが、そこに右フックをかぶせたパトリシオがダウンを奪取! チャンドラーは亀に。背後からパウンドを受け続ける。 レフェリーが間に入ると同時に立ち上がったチャンドラーは不満を表明するが時遅し。パトリシオが防衛に成功した。 フェザー級に続き、ライト級のベルトも獲得したフレイレは、マット上でのインタビューで「彼は意識が飛んでいた」と振り返り、チャンドラーは「パトリシオが倒したのは事実だが、自分はチャンスを待っていた」と語った。 ▼Bellatorウェルター級ワールドGP準決勝 5分5R○ドゥグラス・リマ(ブラジル) [3R 0分35秒 KO]×マイケル・ペイジ(英国) ペイジの右ストレートに右ローを合わせたリマ! ペイジはバランスを崩してダウン。そこですぐに立とうとしてきたペイジにリマが右ストレートを打ち抜き、ペイジが仰向けにダウン! リマの鉄槌にページは失神した。試合後、リマは決勝でマクドナルドとの再戦を希望した。 ▼フェザー級○A.J.マッキー(米国)[判定3-0]※30-27×2, 30-26×パット・カーラン(米国) ▼ヘビー級ジェイク・ヘイガー(ジャック・スワガー/米国)[1R 2分36秒 肩固め]TJ ジョーンズ(米国) 1R、早々にダブルレッグから組み付き、金網に押し込んだヘイガー。テイクダウンしたヘイガーは、バックからジョーンズの下の足をすくい上げ、背中をつかせて寝かすとハーフガードイからキムラ、ストレートアームバー狙い。 さらにサイドを奪い、腕を外すと肩固め狙いからアメリカーナにトライする。これも外されるとヘイガーはパウンドへ。背中を向けて亀になるジョーンズの背後からのパウンドに正対したジョーンズ。 ヘイガーはハーフガードからサイドポジションに回り、肩固めへ。ジョーンズのタップにもしばらく気づかなかったのか、フィニッシュ後のリプレイにブーイングが起きた。
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