キックボクシング
ニュース

【HEAT】アビラル・ヒマラヤン・チーターが2度目の防衛戦、K-1ファイター三輪裕樹がRISEランカーの嶋田将典と対戦

2021/08/23 14:08
 2021年10月17日(日)名古屋国際会議場イベントホール『HEAT 49』にて、第4代HET KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(志村道場)が2度目の防衛戦に臨むことが発表された。  アビラルは2016年1月に来日し、4月からキックボクシングを始めてキャリアは4年。2020年1月にHEATミドル級王座を獲得し、9月には初防衛にも成功している。12月のK-1両国大会で初参戦を果たすと、1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。3月28日のK-1で小鉄に初回KO勝ち、4月のHEATではKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者&INNOVATION同級王者・吉田英司にも初回KO勝ちと波に乗っていたが、7月のK-1では和島大海のローキックで3RにKO負けを喫している。挑戦者はまだ未定で、後日発表。  同大会にはK-1やKrushで活躍する三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の参戦も決定。嶋田将典(Stay Gold)とライト級3分3Rで対戦する。  三輪は2014年1月にKrush初参戦。2017年からはK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属としてキャリアを重ね、2020年12月のKrush後楽園大会ではパンチ&ローで前へ出続けるタフファイトで伊藤健人から延長戦で勝利を収め、今年3月のK-1に初参戦を果たしたが島野浩太朗に判定負け。ラーメン二郎の相模大野店で2年以上働いている“戦う麺職人”。  対する嶋田は2012~2014年までKrushに参戦し、2012年5月には武尊とも対戦している。その後はRISEに主戦場を移し、2018年9月には白鳥大珠とも対戦。2020年2月の『RISE EVOL.5』では常陸飛雄馬にKO負けを喫している。現在RISEスーパーフェザー級7位にランクインしており、K-1ファイターとRISEがランカーが対戦するという異色の組み合わせとなった。また、2019年7月には超過激格闘技ラウェイにも参戦して日本人選手と引き分けている。  Krushに参戦して1勝2敗の夜叉猿(力道場静岡)は堀越拓己(パラエストラ柏)とミドル級3分3Rで対戦。  夜叉猿は高校時代にラグビー西日本代表選手として代表キャンプに参加。20mシャトルランや体幹トレーニングがずば抜けていたため、スタッフ陣から『ミスター・フィットネス』と呼ばれていたという。2020年11月のKrush-EXでプロデビューし、ドニー・ドラゴンにKO勝ち。その後はブハリ亜輝留、森田奈男樹に敗れているがBigbangでは勝利を収めた。対する堀越はMMAの名門・パラエストラ柏所属で、2016年5月のGRACHANではメインイベントで長谷川拓也に初回KO勝ちしている。  HEAT KICKライト級王座決定戦3分5Rでは、安川侑己(志村道場)と北川裕紀(ZERO ONE GYM)が対戦。安川はHEATを主戦場とし、今年4月のHEATではポッシブルKを判定に降している。6月にはKrushに初参戦を果たし、連勝中だった提髪和希から延長戦で2度のダウンを奪って勝利を飾った。打たれても下がらずにパンチを繰り出すタフネスファイター。北川は元シュートボクシング日本フェザー級3位で2020年9月にはキックルールで『RIZIN』にも参戦した。今年4月のHEATでは元タイ国チャンネル3&チャンネル7王者の実績を持つワンチャルームのローキックとヒザ蹴りに苦しめられるも、3Rにカーフキックで逆転KO勝ちを収めている。  共にタフネスには定評のある両者。最後まで目が離せない一戦となりそうだ。  また、“流血のマドンナ”鈴木万李弥(志村道場)の出場も決まっている。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア