2021年8月21日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.128』の一夜明け会見が、22日(日)都内にて行われた。
同大会で行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の1回戦を勝ち上がった4選手が出席。10月31日(日)東京・後楽園ホールでのワンデートーナメント(準決勝・決勝)へ向けて意気込みを語るとともに、追加対戦カードも発表された。
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とエキシビションマッチを行い、多彩な蹴り技を披露した松谷綺(まつたに・きら/ALONZA ABLAZE)のKrushデビュー戦の相手が決定。
松谷は『Krush.129』(9月24日・後楽園ホール)に出場する松谷桐(まつたに・きり)の妹で、兄・桐と共に7月から卜部功也が代表を務めるALONZAに所属して練習を続けている。今回はエキシビションマッチという形でKrush初参戦を果たすこととなった。戦績は3勝2分と無敗の18歳で、キャリアは浅いながらもそのテクニックには定評がある。前戦は『RISE』で坂田美優に判定3-0(30-27×3)の完勝を収めている。
その対戦相手は森川侑凜(サポートスクールグレス)。森川は第8回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を持ち、年間表彰式の『K-1 AWARDS 2019』ではアマチュア最優秀選手賞を受賞している。2020年9月5日に開催された『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。
しかし、その後はNOZOMIに判定負け、Kihoと引き分けと足踏み状態が続いたが、8月7日の『Krush-EX』で2分3R常に前へ出て攻め続けるスタイルで加藤りこを破った。戦績は3勝2敗2分。NOZOMI、Kihoに続いてまたもJKファイターを迎え撃つ。試合は女子アトム級3分3R延長1Rで行われる。
フェザー級3分3R延長1Rでは、林勇汰(FLYSKY GYM)vs水津空良(優弥道場)が決定。
林は5勝(1KO)6敗1分1無効試合の戦績だが、パンチを主体とするアグレッシブなファイトスタイルで常に会場を沸かせる。2019年6月の「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトでは小倉尚也を左フックで2度ダウンさせて初回KO勝ちを収めたが、8月の金子晃大戦、11月の玖村将史戦(Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ)と連敗中。フェザー級に階級を上げ、2020年9月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場が決まっていたが、左目の網膜剥離の再発で欠場。今回が2019年11月以来の再起戦となる。
水津は2019年9月にプロデビューし、5戦無敗の快進撃を続けていたが今年3月のK-1で松山勇汰にKO負けを喫して初黒星。同じく今回が再起戦となるサウスポーで戦績は4勝1敗。